関西電力は6日、大飯発電所4号機(福井県おおい町、出力118万キロワット)が停止し、再び「原発ゼロ」になる再来週の平日(17〜20日)も、供給力に対する電力使用率は最大で90%に収まりそうだと発表した。猛暑が一段落し、電力供給は当面、安定する見込み。
大飯3号機が停止した今週(2〜6日)は気温が低めだったため、使用率は77〜82%で推移。来週(9〜13日)も、火力発電所の一部を調整のために止めるものの最大で88%に収まると予想している。
ただ、気温が予想を上回れば、電力使用も増える可能性はあり、関電は30日までは引き続き、無理のない範囲での節電を呼びかけている。