維新候補者秘書 買収で逮捕09月05日 21時09分
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7月の参議院選挙で落選した日本維新の会の候補者の秘書が、運動員に現金を渡して投票を呼びかけるビラを配るよう依頼したとして、公職選挙法違反の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、参議院選挙の比例代表から立候補して落選した、日本維新の会の川口浩氏の秘書で、大阪・天王寺区の会社役員、樋口順子容疑者(48)です。
警察の調べによりますと、樋口容疑者は、参議院選挙の公示前、川口氏への投票を呼びかけるビラを配るよう運動員に依頼し、報酬として現金220万円を渡したとして、公職選挙法違反の買収などの疑いがもたれています。
川口氏の陣営では、東京の選挙コンサルタントら3人がすでに逮捕・起訴されていて、これまでの調べによりますと樋口容疑者は、コンサルタントの男にビラを配る運動員を集めるよう依頼していたということです。
樋口容疑者は、公示後、候補者の出納責任者として選挙管理委員会に届け出ていたということで、警察は、資金の出どころや候補者の関わりについて調べを進めることにしています。