拙者はペリカン倶楽部の顧問であり、萬年筆研究会【WAGNER】創設者でもあるので、当然Pelikanが大好き!その中でもM800系の限定品が手に合う。特にビッグ・トレドと同じように胴軸が重い限定品が好きじゃ。
Pelikan社が限定品と認めているM800系限定品を時代順位に並べると以下のようになる。
1992年
★Green Demonstrator 3000本限定
1993年
★Blue Ocean 5000本限定
1994年
★Hunting 3000本限定
1995年
★Wall Street 4500本限定
1996年
★Golf 4500本限定
★Concerto 4000本限定
★Austria 1000 1000本限定
★Golden Dynasty 888本限定
1997年
★Golden Phoenix 888本限定
1998年
★Genesis of Olympiad 776本限定
★Kuala Lumpur 888本限定
★Humankind 1998本限定
1999年
★Nature 1999本限定
★White Tiger 888本限定
2000年
★Technology 2000本限定
2001年
★無し
2002年
★Spirit of Gaudi 1000本限定
★Xuan Wu 888本限定
★Icarus 800本限定
★Kirin 888本限定
★CP6 Charlotte 500本限定
2003年
★無し
2004年
★無し
2005年
★月光 200本限定
★旭光 200本限定
2006年
★無し
2007年
★Evolution of Script 930本限定
2008年
★Calcuration of Times 760本限定
合計でM800系の限定品は41,491本発売されたことになる。
これらの中で拙者が持っていないのを赤で表現した。
★Concerto 4000本限定
★Kuala Lumpur 888本限定
★Technology 2000本限定
これら3本なのだが、何故購入していなかったのか?とつらつら考えてみると、そもそも人気がなかったのと、地味だったからというのもあるが・・・
この3本は店頭展示用デモンストレータを入手していたことを思い出した!
すなわちキャップも外せず、ピストンも動かないし、ソケットも飾りだが、ペン先だけは本物と同じというもの。
最初はおもしろがって遊んだが、すぐに飽きてペン先だけ生かしてあとは捨ててしまった・・・。ただ、一度持ったことがあると思ったのか、その後、触手が伸びていなかったのだろう。
今後も触手が伸びそうもないモデルだが、先日、Golfを2本入手した例もある。魔が差してこの3本をポチっとやってしまうかもしれないな。
これらの中で拙者が一番好きなのは、こちらの Golden Phoenix。手塚治虫の描いた不死鳥にまったく似ていないのだが、フェニックスといえば【火の鳥】を思い出す。あの漫画には原子のレベルから宇宙の話までが描かれていた。
【火の鳥】を読まなければ、いい年こいてNewtonのムック本を徹夜でむさぼり読むようなオッサンにはならなかったであろう。
最新の宇宙論を読むと、何故か無性に、この赤軸が使いたくなった。トレド型限定品にはインクを入れないという禁を破って、赤インクを入れて使うことにした。
インクを入れるのは6月4日の虫歯予防デー!ひょっとすると民主党も不死鳥のように蘇るかもしれない?