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関東各県 戸惑いや疑問の声
09月06日 12時00分

関東各県 戸惑いや疑問の声
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韓国政府が東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の問題で、日本の水産物に対する不安が高まっているとして、8つの県の水産物をすべて輸入禁止にすると発表したことについて、対象となった関東地方の各県の担当課からは戸惑いや疑問の声が出ています。
韓国政府が水産物の輸入を禁止するとした8つの県のうち、関東地方では千葉県、茨城県、栃木県、そして群馬県が対象になっていて、韓国政府は放射性物質が検出されたかどうかに関わらず、9月9日からすべて輸入禁止にするとしています。
これについて千葉県水産課は「検査を行った上で韓国への水産物の輸出が認められていたのに、突然対応が変わり、戸惑っている。国と協議して今後の対応を検討したい」と話しています。
茨城県内では千葉県の銚子漁港で水揚げされたさばを加工して韓国へ輸出しているということで、茨城県漁政課は「詳しい状況が分からないので、情報収集を急ぎたい」と話してしています。
群馬県蚕糸園芸課は「県内には海がないため汚染水とは関係がない。韓国に水産物を輸出している実績はないので、輸入禁止の影響はない」と話しています。
栃木県生産振興課は「県内の水産物はこれまでに韓国に輸出されたことはなく、影響はない」と話しています。