宗教法人・臨済宗「日本佛光山・東京佛光山寺(Nihon Bukkozan Tokyo Bukkozanji)」は、本山である台湾「佛光山寺」が日本に設立した別院です。
佛光山は、日本国内においては東京佛光山寺をはじめ、佛光山本栖寺、大阪佛光山寺、名古屋佛光山寺、福岡佛光山寺、群馬佛光山寺(2010年完成予定)、その他関連道場(布教所)など、全国各地に複数の寺院・施設を擁しています。
当寺の本山である台湾の佛光山寺は、約40年前に星雲大師によって開かれました。星雲大師の法脈伝承は中国江蘇省南京の東北にある、南北朝時代より由緒ある古寺の「棲霞山」が源になっています。星雲大師はここで志開上人のもと出家し、臨済宗第四十八代として衣鉢を継ぎました。星雲大師は1949年春、台湾に渡り、宜蘭雷音寺にて念仏会、弘法団等を作り、後の弘法事業の基礎を築きました。1967年に佛光山寺を開山し、仏教の弘法及び教育、文化、慈善等の諸事業に全力を尽くしてきています。
創建40余年、今では佛光山寺は台湾総本山のほかに全世界各地に200余りの別院を擁しています。とりわけアメリカの西来寺、オーストラリアの南天寺、南アフリカの南華寺等は、当地最大の中国寺院と称えられています。また、1992年5月、星雲大師がアメリカで設立した「国際佛光会」(信徒団体)は現在、世界各地で620余りの分会を擁するまでに成長しています。
新しく生まれ変わった東京佛光山寺
(2007年5月18日完成)
1993年(平成5年)5月30日、当寺は大雄宝殿(旧寺院本堂)竣工において星雲大師を迎え、盛大な「落慶法要」を行いました。当寺は佛光山の宗旨並びに臨済宗の主な宗風である「文化を以て仏法を弘める、教育を以て人材を培う、慈善を以て福祉に従事する、修行を以て人心を浄化する」という、これらを志して日々精進してきております。そして、1999年(平成11年)3月15日、東京都庁より宗教法人としての認証を受けました。
東京佛光山寺は今後も星雲大師の掲げる「人間仏教」の理念を実践し、「世間是即ち浄土」の実現に邁進して参ります。概要
寺院名称 | 宗教法人「日本佛光山・東京佛光山寺」(Nihon Bukkozan Tokyo Bukkozanji) |
創立日 | 1993年(平成5年)5月30日 |
宗教法人認証 | 東京都知事 1999年(平成11年)3月15日 |
所在地 | 〒173-0025 東京都板橋区熊野町35-3 |
地図 | 案内図(MAP)はこちら |
交通機関 | 【電車】 池袋から東武東上線(4番線普通車)大山駅東口より徒歩8分 【バス】 池袋駅東口三越デパート裏口(赤 51・赤55・光02・練93・赤97) 池袋駅西口芸術劇場前(池02・池 20・池21) 上記2つとも熊野町バス停より徒歩2分 【自動車】 首都高速5号池袋線北池袋ICより2分 |
境内施設 | 本堂(如来殿)、法話室、喫茶室、応接室、多目的室(ボーイスカウト板橋16団)、食堂、ロッカー室、身障者用トイレ、駐車場ほか 地上4階・地下2階(敷地460m2・建物560m2) →詳細はこちらをご参照下さい。 |
TEL | 03-5966-9037 |
FAX | 03-5966-9039 |
開山祖師 | 星雲大師 |
日本佛光教団総長 | 慈容法師 |
信者数 | 東京佛光山寺:約2千人(2008年9月時点) 日本全体:約5千人(2008年9月時点) 世界全体:台湾、日本、その他アジア、欧米、豪州、アフリカ全体で約300万人 |
主な発行物 | 佛光世紀(月刊、日本語・中国語) →詳細はこちらをご参照下さい。 国際佛光会世界総会第九回会員代表大会記念刊行「発心と発展」/国際佛光会世界総会 星雲大師関連書籍 →詳細はこちらをご参照下さい。 |
※日本における他の寺院に関しては右の各項目をクリック下さい。→佛光山本栖寺、大阪佛光山寺、福岡佛光山寺
※台湾総本山「佛光山寺」の概要及び沿革については、こちらをご覧下さい。
※台湾総本山「佛光山寺」のオフィシャルサイト(繁体中国語・簡体中国語・英語サイト)は、こちらをクリック下さい。
※東京佛光山寺の中国語サイト(繁体字)は、こちらをご覧ください。
沿革
1991 (平成3年) | 10月 | 西原佑一氏が自宅を共修道場として提供し、東京佛光山寺の土台を築く。 |
1992 (平成4年) | 7月 | 星雲大師の「禅と生活」講座と帰依式を東京中華学校で開催。 |
1993 (平成5年) | 5月 | 臨済宗佛光山東京別院として、日本で第1番目の佛光山の道場を東京都板橋区熊野町に設立。住職は慈惠法師。 |
7月 | 『東京佛光世紀』創刊。 |
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1994 (平成6年) | 1月 | 佛光山米国サンディエゴ西方寺が佛教青少年音楽演奏会を開催。 |
4月 | 名古屋中華航空機墜落事故慰問。 |
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8月 | 大阪佛光山寺が正式発足。 |
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10月 | フィリピン宿務聯青年会主催、慈恩寺協賛の「小学生・中学生」北京語歌唱コンクールを2日間にわたりアイヤラ撮影場にて開催。 |
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12月 | ボーイスカウト設立準備会開催。 |
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1995 (平成7年) | 1月 | 成人式開催及び阪神大地震救済活動開始。 |
2月 | 佛光ボーイスカウト設立。 |
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8月 | 第1回佛光ボーイスカウトサマーキャンプ開催。 |
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11月 | フィリピン風災救援活動開始。 |
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12月 | 東京協会第3回会長に西原千雅氏就任。 |
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1996 (平成8年) | ※1996年仏法講演7回開催:「仏教と生活」「禅話」「仏学入門」「仏説八大人覚経」「浄土人物史」「仏学入門」「弥勒上生経」。 |
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1997 (平成9年) | 4月 | 潅仏会及びチャリティーバザー。八関斎戒会開催。 |
5月 | 日華宗教者学術会議をホテルオークラにて開催。 |
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9月 | 星雲大師「帰依式」及び「受戒式」を笹川記念館にて主宰。 |
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1998 (平成10年) | 5月 | 坐禅会開催。 |
7月 | 星雲大師が東京佛光山寺内で仏式結婚式主宰。 |
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9月 | 佛光山梵唄詠讃団は日本讃祷詠歌唱団と東京サントリーホールにて「華麗なる宗教音楽の世界」共演。 |
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10月 | 中華学校でのバザー参加。 |
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1999 (平成11年) | 1月 | 東京協会第4回会長に林寧峯氏就任。 |
6月 | 星雲大師「帰依式」「受戒式」「功徳会」主宰。 |
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9月 | 台湾大震災害義援金街頭募金活動。 |
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2000 (平成12年) | ※2000年仏法講演10回開催:「歓喜自在な人生」「生活管理学」「観音修持法門」「仏の教え」「声明における縁生・縁滅」「いのち」「極楽」「いのちとの出会い」「共生」「洗心」 |
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2001 (平成13年) | 3月 | 三宅島救済基金募金活動、チャリティーコンサート。 |
9月 | 熊野神社お祭り参加。 |
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2002 (平成14年) | 3月 | 星雲大師、本栖寺にて「仏舎利が台湾へ来た因縁」について講演。 |
4月 | 国際佛光会第9回世界総会、東京国際フォーラムで開催。総会長星雲大師来日。 大会記念特別シンポジウム「釈尊の教えから癒しえの提言」サンシャイン劇場にて開催。 |
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6月 | 本栖寺にて2日禅開催。 |
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7月 | 本栖寺にて八関斎戒。 |
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8月 | 日本立正佼成会と日本霊友会を訪問。 |
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10月 | 星雲大師「金剛会議」「国際佛光婦女会議」「世界華文作家会議」主宰。 |
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2003 (平成15年) | 1月 | 「人間仏教読書会」開催。 |
3月 | 春季彼岸梁皇宝会開催。 |
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4月 | 星雲大師と信者の親睦会開催、本栖寺にて「富に至る道」講演。 |
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9月 | 星雲大師著、日本語版『伝灯』出版。星雲大師「三帰依・五戒式」主宰。 |
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2004 (平成16年) | 6月 | 八関斎戒。万部心経修持会。 |
7月 | 慧訓法師、慧禾法師「八十八仏洪名宝懺法会」主宰。 |
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11月 | 覚用法師「成仏の道」講座。 |
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2005 (平成17年) | 1月 | 東京協会第6回会長に曾文宏氏就任。 |
7月 | 台湾での「人間音縁」に日本から井坂流津軽三味線団参加。 |
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2006 (平成18年) | 1月 | 東京協会第6回会長に曾文宏氏就任。 |
3月 | 星雲大師、重建安基典礼(地鎮祭)主宰。 |
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7月 | 中野養護学校訪問。 |
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10月 | 心定和尚の人生講座「修行禅定の次第」をサンシャイン・ワールドインポートマートにて開催。 |
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12月 | 杉並区ふれあい老人センター訪問。熊野町町内清掃。 |
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2007 (平成19年) | 6月 | 新道場落成式。星雲大師による帰依式。 |
7月 | 慈怡法師、慧得法師の仏学講座。 |
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2008 (平成20年) | 1月 | 星雲大師来日、佛光会会員との親睦会。 |
5月 | 四川大地震救済募金開始。金剛宝懺法会。四川地震死傷災民祈福法会。 |
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6月 | 平成11年認証の「宗教法人臨済宗東京佛光山寺」の名称を6月19日「宗教法人臨済宗日本佛光山」に変更。 |
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