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韓国与党 日本の水産物輸入禁止も検討
9月4日 23時4分

東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題に関連し、韓国で、水産物の安全性への不安が高まっていることを受けて、与党・セヌリ党は、日本の水産物などの輸入禁止も検討すべきだという立場を示しました。

福島第一原子力発電所の汚染水問題を受けて、韓国では、日本産の水産物への消費者の不安が高まり、政府が日本に対し情報提供を求めているほか、水産物市場では日本から輸入された魚を中心に放射性物質の検査を行うなどの動きが広がっています。
こうしたなか、与党・セヌリ党のファン・ウヨ代表らは4日、日本からの輸入食品の安全性確保に向けて、韓国政府に一層の措置を取るよう求めるとともに安全性が確認されるまで、日本産の農水産物の輸入を全面的に禁止することも検討すべきだという考えを示しました。
韓国では、2週間後に始まる「チュソク」と呼ばれる旧暦のお盆で、先祖へのお供えものとして魚を並べる習慣がありますが、汚染水問題のあと、消費者が日本産だけでなく、水産物全体を買い控える傾向が強まっています。
消費者や生産者の目が厳しさを増すなか、韓国政府は、日本に対し情報提供などをさらに求めていく構えです。

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