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参院選岩手・買収約束の罪 自民大島派団体事務局長に罰金
盛岡区検は５日、公選法違反（買収約束）の罪で、７月の参院選岩手選挙区で落選した自民党の田中真一氏陣営の盛岡事務所の安藤辰生事務局長（４８）＝埼玉県戸田市＝を略式起訴した。盛岡簡裁は同日、罰金５０万円の略式命令を出し、安藤事務局長は即日納付した。
関係者によると、安藤事務局長は自民党大島派の政治団体「番町政策研究所」（東京）の事務局長を務めている。
起訴状などによると、安藤事務局長は６月２３〜２６日ごろ、田中氏陣営の男性運動員（４４）＝盛岡市、同罪で８月２１日に略式起訴＝と共謀し、県内で５人に対し、電話で投票を依頼する選挙運動の報酬として時給７００円を支払う約束をしたとされる。
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