Updated: Tokyo  2013/09/06 20:40  |  New York  2013/09/06 07:40  |  London  2013/09/06 12:40
 

円ほぼ全面高、株安で買い優勢-米雇用統計発表後の相場警戒

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  9月6日(ブルームバーグ):東京外国為替市場では、円がほぼ全面高となった。日本株の下落が鮮明になったのに伴い、円買いが優勢となった。

午後4時5分現在の円は主要16通貨のうち韓国ウォンとニュージーランド・ドルを除く14通貨に対して上昇。米国の量的緩和縮小観測を背景に前日、対ドルで1ドル=100円台に下落した円は、この日の午前7時すぎに一時100円23銭を付け、7月25日以来の安値を更新したが、取引が進むにつれて上昇に転じた。

5日続伸で始まったTOPIX と日経平均株価 が、午前の取引開始から間もなくしてマイナスに転じると、円買い圧力が一気に強まった。ドル・円相場は午後の取引終盤に99円54銭まで円高・ドル安が進んだ。ユーロ・円 相場も一時1ユーロ=130円70銭と、前日に付けた8月26日以来の円安値132円15銭から大きく円が買われた。

この日のドル・円の動きについて、IG証券の石川順一マーケットアナリストは「日経平均先物の下落が影響した。米雇用統計というイベントを前にした警戒感から、ドルロングの行き過ぎを落とす動きもある」と指摘。「ただ、どんどん下げる感じではない。米金利の上昇を背景としたドル高・円安基調は変わらない」とも語った。

午後には米国の10年物国債利回り がアジア市場での時間外取引で、2011年7月以来となる3%台を付けたのを受け、ドル・円は一時99円95銭まで戻すなど、日米金利差に着目したドル買い需要があることも示唆された。ただ、株価低迷の継続で、ドル買い圧力は限定的だった。ユーロ・ドル相場は日中を通じて1ユーロ=1.31ドル前半で推移した。

雇用統計

米労働省は日本時間午後9時30分に8月の雇用統計を発表する予定だ。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は、非農業部門雇用者数が前月比18万人増となっている。7月は16万2000人増だった。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京 崎浜秀磨 ksakihama@bloomberg.net;東京 野沢茂樹 snozawa1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Rocky Swift rswift5@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net

更新日時: 2013/09/06 16:10 JST

 
 
 
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