Viewpoint執筆者略歴

(あいうえお順・敬称略)

青木 節子(あおき・せつこ)
昭和34年(1959年)生まれ。慶應義塾大学法学部、同修士課程を経てカナダ、マッギル大学法学部付属航空・宇宙法研究所博士課程修了。法学博士。立教大学助手、防衛大学校専任講師、助教授、慶應義塾大学総合政策学部助教授を経て平成16年4月より現職。『日本の宇宙戦略』(慶應義塾大学出版会)、『大量破壊兵器の軍縮論』(信山社、共著)等。

秋山 昭八(あきやま しょうはち)
昭和8年(1933年)生まれ。昭和30年中央大学卒業。同年10月司法試験合格。昭和33年4月弁護士登録。日本弁護士連合会代議員、東京弁護士会常議員、同会外務委員会副委員長歴任、日本医科大学監事、理事歴任、日本菓子専門学校理事、(財)中小企業レクリエーションセンター理事、理事長、講談社社外監査役、中央大学協議員、新潟県・茨城県・宮城県各知事部局および教育委員会法律顧問、国際協力事業団、日本原子力研究所、本四連絡橋公団、宇宙開発事業団等政府関係特殊法人法律顧問、総務庁公務員判例研究会座長、東日本旅客鉄道(株)法律顧問、(株)日刊現代、(財)日本音楽著作権協会等法律顧問、日韓弁護士協議会会長、日韓文化交流会会長。著書に「官公労働法上の諸問題上・下」「最高裁労働判例解説」「夫婦と親子の法律相談」「土地と建物の法律相談」など。

渥美 堅持(あつみ けんじ)
東京国際大学教養学部教授 (専)アラビア語 中東問題 (生)昭和13年8月27日 (学)アル・アズバル大学アラビア文学部卒業

ウラジーミル・エフゲニエビッチ・ペトロフスキー(モスクワ国際関係大学教授)
一九六〇年、オレンブルグ生まれ。ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学政治学教授。ロシア政治学協会理事会会員。ロシア極東大学博士課程を修了し、国際安全保障問題などが専門。著書に「国際政治からの視点、貧困との戦いと社会発展への国際協力」などがある。

太田 正利(おおた・まさとし)
外交評論家。昭和六年(1931年)、東京生まれ。(旧制)一高を経て昭和二十八年東大教養学科卒、米ブラウン大学留学、三十一年東大大学院(経済学修士)。同時に外務省入省。ロンドン大学院留学。条約局、国連局歴任後在スイス公使、文書・電信課長、昭和天皇ご通訳(兼任)、内閣総合安保室長、在ザンビ ア大使、在南アフリカ大使。平成五年、杏林大学・大学院教授、東海大学講師等。著書論文等多数。

加瀬 みき(かせ・みき)
昭和三十年、東京都生まれ。同五十三年、上智大学外国語学部独語学科卒。東京銀行勤務後、平成八年フレッチャー法律外交専門大学院修士。同九年までスタンフォード大学ワシントン分校客員研究員。同年九月より現職。西側同盟を中心に研究。著書に「大統領宛 日本国首相の極秘ファイル」(毎日新聞社)、「米国外交の諸潮流」(財団法人日本国際問題研究所、共同執筆)など。

片野 次雄(かたの つぎお)
昭和十年(一九三五年)東京生まれ。三十年以上にわたり、民俗学的な見地から僻村(へきそん)の取材を行う傍ら、朝鮮王朝(李氏朝鮮)を中心に韓半島の歴史・文化の研究を続けている。著書に『世界歴史紀行「韓国」』(読売新聞社)、『李朝滅亡』(新潮社)、『戦乱三国のコリア史』『善隣友好のコリア史』(以上、彩流社)、『日帝三十六年の顔』(ソウル・宇石出版)など。平成七年、著述を通して日韓友好に寄与した功績により、大韓民国政府から感謝状を授与された。また山岳写真家でもある。

笠谷 和比古(かさや・かずひこ)
国際日本文化研究センター教授。昭和二十四(一九四九)年神戸市生まれ。同四十八年、京都大文学部史学科卒。同五十三年、同大大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。平成元年、国際日本文化研究センター助教授。同八年四月から同センター研究部教授。専門は歴史学(武家社会論)。この間、ドイツ・テュービンゲン大、ベルリン大、中国・北京外国語学院、フランス・パリ大の各客員教授。著書に『主君「押込」の構造』『近世武家社会の政治構造』『関ケ原合戦』『徳川吉宗』『武士道 その名誉の掟』『武士道と現代』など。

加藤 栄一(かとう えいいち)
昭和9年大阪市生まれ。東京大学法学部卒。34年自治省入省。自治大学校教授、総合研究開発機構主任研究員、東京大学講師、自治省参事官・筑波大学教授などを経て、現在、常盤大学教授、筑波大学名誉教授。著書に『情報国富論』『宗教から和イズムへ』ほか多数。

亀川 正東(かめかわ・しょうとう)
琉球大学名誉教授。大正五年生まれ。早稲田大学文学部英文科卒。戦後米コロラド大学大学院留学。三十一年間琉球大学教授、同大学教授職員会長を務め、退官後、北九州大学院教授、九州女子大学教授を歴任。文学博士。現在、琉球大学名誉教授、日本ペンクラブ名誉会員、日本エッセイスト会員として執筆、講演に 活躍中。平成二年勲三等旭日中綬章受章。著書に「沖縄の英字」(研究社)、「アメリカの作家と文学」(共同印刷)、「心に残るあの人この人」(青年の村社)、「うその教育ほんとの教育」(21世紀カルテベイト社)など多数ある。

茅原 郁生( かやはら・いくお)
拓殖大学国際開発学部教授。昭和十三年(一九三八年)山口県生まれ。防衛大学校(第六期)卒。陸上自衛隊師団幕僚長、防衛研究所研究部長などを経て平成十一年より拓殖大学国際開発学部教授(元陸将補)。この間、外務省中国課出向、英ロンドン大学客員研究員など務める。著書に『中国軍事論』(芦書房)、『中 国の核・ミサイル・宇宙戦略』(蒼蒼社)、『安全保障から見た中国』(勁草書房)、共著に『2020年の中国』(日本経済新聞社)など。

菊田 均(きくた・ひとし)
文芸評論家。1948年、千葉県生まれ。法政大学大学院日本文学専攻修了。『江藤淳論』(冬樹社)『なぜ「戦争」だったのか」(小沢書店)など。

木村 治美(きむら はるみ)
昭和7年東京生まれ。東京教育大学英米文学科卒業。同大学院で文学研究科博士課程を修了。昭和52年、『黄昏のロンドンから』で第8回大宅壮−ノンフィクション賞を受賞。現在、共立女子大学教授、木村治美エッセイストグループ(KEG)主宰。

久保田 信之(くぼた・のぶゆき)
昭和11年(1936年)8月東京生まれ。学習院大学政経学部政治学科卒、学習院大学文学部哲学科卒。英ロンドン大学、米ルイヴィル大学、ハワイ大学に学ぶ。学習院女子大学教授。教育学博士。現在は特定非営利活動(NPO)法人修学院院長、東京家庭裁判所参与員・家事調停員、アジア太平洋交流学会理事長、日華文化協会理事、日韓文化協会評議員。著書に「教育原理」「近代化の忘れ物」(以上、酒井書店)など多数。

小林 道憲(こばやし みちのり)
昭和19年(1944年)、福井県生まれ。昭和47年(1972年)、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。哲学・文明論専攻。現在、福井大学教授、麗澤大学客員教授。著書に『複雑系の哲学』(麗澤大学出版会)、『古代日本海文明交流圏』(世界思想社)、『文明の交流史観』(ミネルヴァ書房)など多数。

小山 常実(こやま・つねみ)
昭和24年、金沢市生まれ。同53年、京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。専攻は日本教育史、日本憲法史、日本政治思想史。現在、大月短期大学教授。主な著書に『戦後教育と「日本国憲法」』『歴史教科書の歴史』『「日本国憲法」無効論』など。

佐藤 唯行(さとう ただゆき)
1955年東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。日本学術振興会特別研究員を経て、現職。専門は米国および英国の人種関係史、特にユダヤ人問題。著書に「英国ユダヤ人」(講談社選書)「アメリカのユダヤ人迫害史」(集英社新書)「アメリカ・ユダヤ人の政治力」(PHP新書)など。

杉原 誠四郎(すぎはら せいしろう)
昭和十六(一九四一)年、広島県生まれ。東京大学教育学部卒業、同大学教育学研究科修士課程修了。現在、武蔵野大学文学部教授。専攻は教育行政学。元教員養成審議会委員。主著は『教育基本法−その制定過程と解釈−』『宗教心と教育』『臨教審と教育基本法』『日米開戦以降の日本外交の研究』『日本の宗教教育と宗教文化』など。

杉山 蕃(すぎやま しげる)
昭和13年生まれ。35年防衛大学卒業(防大4期)後、北部航空方面隊司令官、航空総隊司令官を経て、平成6年7月航空幕僚長。8年3月統合幕僚会議議長となり、9年10月退官。現在、日本航空顧問。

橋 正(たかはし ただし)
千葉商科大学教授 (専)国際政治 共産圏問題 (生)昭和8年4月7日 (出)東京都中央区 (学)早稲田大学政経学部政治学科(昭和31年)卒業 (興)比較文化論、ヤルタ体制史 (歴)昭和31年東京新聞社入社外報部勤務、42年中日新聞社(東京新聞)入社、45年北米移動特派員、46年モスクワ支局長、49年外報部次長、60年千葉商科大学助教授(政治学担当)。著書に「ソビエトライフ」、訳書に「わが祖国」「人間レーニン」「ロマノフ家の最後」など (団)日本国際政治学会、ソ連東欧学会、霞山会、日本記者クラブ

高橋 裕子(たかはし ゆうこ)
昭和二十九年(一九五四年)奈良県生まれ。医学博士。同五十三年京都大学医学部卒。同六十年同大学院卒。京都大学付属病院総合診療科禁煙外来の医師。専門は臨床禁煙医療。奈良女子大学保健管理センター所長。同大学院教授。平成九年インターネット「禁煙マラソン」を主宰。『こちら禁煙外来』(新潮社)、『禁煙外来の子どもたち』(東京書籍)など著書多数。

竹田 五郎(たけだ ごろう)
外交・防衛・軍事評論家  専門
戦闘機操縦
略歴
大正10年(1921年)福岡県生まれ。
昭和17年 陸軍航空士官学校卒業。爆撃隊操縦士として中国に転戦。
昭和18年 戦闘機操縦士として本土防空(東京、南九州、関西等)に従事、終戦と同時に復員。
昭和26年 警察予備隊に入隊、航空自衛隊と同時に戦闘操縦士としての教育を受ける。
昭和46年 第6航空団司令(小松基地)
昭和47年 航空幕僚幹部防衛部長
昭和49年 沖縄南西航空混成団司令
昭和50年 北部航空方面航空司令官(三沢基地)
昭和51年 航空総隊司令官(府中基地)
昭和53年 航空幕僚長
昭和54年 統合幕僚会議議長
昭和56年 退官
昭和57年 川崎重工(株)顧問として入社
平成9年  退社
現在、評論家として評論・執筆活動

Charles Krauthammer(チャールズ・クラウトハマー)
米コラムニスト、1950年ニューヨーク生まれ。マクギル大学卒業後、オックスフォード大、ハーバード大で学ぶ。1978年、医業から評論活動に転じ、ニュー・リパブリック誌に寄稿を始めるとともに、80年の大統領選ではモンデール副大統領のスピーチ・ライターを務めた。また、同年に同誌の編集者となった一方で、タイム誌、ウィークリー・スタンダード誌にも連載。84年、ナショナル・マガジン賞受賞。85年1月から、米紙ワシントン・ポストでコラムの連載を始め、今では約百紙が同氏の評論を掲載している。87年、ピューリッツアー賞を受賞(評論部門)。辛らつながら、明快かつ説得力のある議論が高く評価されており、97年には「最も影響力のあるジャーナリスト50人」の一人に選ばれた。

鳥居 礼(とりい れい)
日本画家。昭和二十七年(一九五二年)東京生まれ。同四十九年武蔵野美術大 学卒業。以降、大和絵を現代的な視点で描く新しい日本画のジャンルを確立する。 同時に「古事記」「日本書紀」に書かれなかった伝承を残す「ホツマツタエ」の 研究によって日本文化の源流を探る。毎日現代美術展をはじめグループ展、個展 を多数開催。著書は「言霊ホツマ」(たま出版、昭和六十年)、「完訳秀真伝上 下」(八幡出版、昭和六十三年)、「宇宙原理ホツマ」(新泉社、平成六年)、 「天照大神男神論」(フォレスト出版、平成十四年)、「ホツマ物語」(新泉社、 平成十七年十月中旬発売)など、ほか多数。

中澤 孝之(なかざわ たかゆき)
県立新潟女子短期大学教授 (専)旧ソ連・ロシア事情 (生)昭和10年1月5日 (出)旧満州・大連市 (学)東京外語大学ロシア語科(昭和36年)卒業 (興)米ソ、米露関係史、旧ソ連・東欧諸国事情、ゴルバチョフ政権(ペレストロイカ)、エリツィン政権の内政外交 (歴)時事通信社に入り、経済部員、シンガポール、クアラルンプール、モスクワ各特派員、モスクワ支局長、整理部次長、外信部次長、外信部長を歴任後、時事総研主任研究員。同時に北海道大学スラブ研究センター研究員、東京外国語大学、杏林大学、山梨医科大学講師(いずれも兼務)を経て、平成5年退社後、現職に就くかたわら、秀明大学大学院講師、時事総研客員研究員を兼任 (団)ロシア東欧学会理事。日本国際政治学会。著書は「ブレジネフ体制のソ連」「デタントのなかの東欧」「人間ゴルバチョフ」「資本主義ロシア」など多数。訳書には「スターリンとソ連邦の形成」「ゴルバチョフと運命をともにした2000日」「エリツィンの手記」「ロシアの選択」など

中條 高コ(なかじょう・たかのり)
昭和二(一九二七)年、長野県生まれ。陸軍士官学校六十期生。学習院大学卒業後、アサヒビール(株)入社。常務取締役営業本部長として「アサヒスーパードライ」作戦による会社再生計画で大成功を収める。代表取締役副社長、アサヒビール飲料(株)会長を経て、アサヒビール(株)名誉顧問。社団法人日本国際青年文化協会会長。著書に、『孫娘からの質問状−おじいちゃん戦争のことを教えて』『立志の経営』『魂を抜かれた日本人』など。

那須 聖(なす きよし)
在米外交評論家 1916年(大正5年)アメリカ合衆国生まれ。関西学院大学で心理学を専攻後、当時の東京帝国大学航空研究所嘱託として、航空心理学の研究に従事。1946年毎日新聞社に入社後、50年からコロンビア大学で国際関係論、国際機構論を専攻。53年からニューヨーク、ワシントン特派員、外信部副部長、論説委員、ニューョーク支局長を歴任。66年退社後、引き続き二ューヨークに留まって外交評論活動を続ける傍ら、霊界の研究をも続ける。
主な著書に、国際政治の手引き(1956年)、日本語らしい表現から英語らしい表現へ(サイデンステッカー氏と共著、62年)、国際連合の全貌(62年)、米大統領選挙(86年)、ソ連崩壊(86年)、壊滅ソ連帝国(89年)、ソ連崩壊後の世界(90年)、島国大国日本の悲劇(92年)、人間の正体と霊界との関わり(96年)、From the Darkness to the Light(99年)など

根本 和雄(ねもと かずお)
昭和12年(1937年)4月5日、盛岡市生まれ。昭和35年岩手大学学芸部(現、教育学部)卒。平和台病院(精神科)勤務を経て、アレン国際短大助教授を務める。同52年から光塩学園女子短大教授を務め、臨床心理学を担当。現在は天使大学看護栄養学部非常勤講師(メンタルヘルス担当)。主な委員として、全国篤志面接委員連盟常任理事。札幌家庭裁判所家事調停委員。独立行政法人国立病院北海道がんセンター治験審査委員。著書に「理解とふれあいの心理学」(ミネルヴァ書房)、「人間理解の心理学」(学術図書出版社)など。

波多野 敬雄(はたの よしお)
1932年東京生まれ。東大3学年在学時に外交官試験に合格、東大を中退して外務省に入省。在インドネシア日本大使館参事、駐米公使,中近東アフリカ局長、在ジュネーブ国際機関大使などを歴任し、湾岸戦争時の90−93年、国連大使を務めた。

原島 秀毅(はらしま・ひでき)
昭和12年愛媛県生まれ。同37年一橋大学卒業、外務省入省。同54−58年国連代表部参事官、同63年国連代表部公使、平成元年マダガスカル大使、同5年チュニジア大使を経て、同9年初代沖縄大使に就任。同11年マレーシア大使を歴任し、同13年に外務省退官。現在、沖縄国際大学、名桜大学の非常勤講師。美ら島沖縄大使。

ハンス・マイヤー
ハンス・フリードリッヒ・マイヤー 一九三八年、ドイツ・ムンスター生まれ。連邦教育省に勤務。一九七五年から二〇〇〇年まで、国際原子力機関(IAEA)の広報担当。ウィーン在住。ウィーン大学で講義。

古川 のぼる(ふるかわ のぼる)
1934年東京生まれ。明治薬科大学卒業後、薬剤師、高校教師を経て、ラジオ・ドクターとなる。その後、わが国初の「家庭教師派遣指導システム」を創案し、日本家庭教師センター学院を創立。「プロ家庭教師の父」「ふくろう博士」の愛称で教育評論家として活躍中。主な著書に「よい塾わるい塾」(広済堂)、「よい家庭教師わるい家庭教師」(自由国民社)など多数。

ペマ・ギャルポ
桐蔭横浜大学法学部教授。1953年チベット生まれ。65年来日。76年亜細亜大学法学部卒業。77年チベット文化研究所・所長就任。80年から90年までダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当初代代表を務める。91年、日本作家クラブ(現日本文芸家クラブ)初の外国人メンバーとなる。インド政府観光局東京事務局顧問、ネルー記念財団チベット学校常任顧問、日本国際青年文化協会常任顧問、学習院女子短期大学非常勤講師(94〜95)、モンゴル国立大学国際関係担当顧問。96年より岐阜女子大学教授、2000年4月より岐阜女子大学南アジアセンターのセンター長。連載・著書多数。テレビなどマスコミでも活躍している。

細川 珠生(ほそかわ たまお)
1968年東京生まれ。91年聖心女子大学英文科卒。同年米ペパーダイン大学に留学。93年「娘のいいぶん〜ガンコ親父にうまく育てられる法」を出版。95年同作品で第15回日本文芸大賞女流文学新人賞を受賞。現在、若手政治ジャーナリストとして、ラジオ、新聞、雑誌などで活躍中。政治評論家・細川隆一郎氏の長女。

細川 隆一郎(ほそかわ りゅういちろう)
政治評論家 内外問題研究会主宰 (専)憲法、国内・国際政治情勢 防衛 教育 (生)大正8年1月1日 (出)熊本市 (学)早稲田大学政経学部政治学科(昭和17年)卒業 (興)憲法、防衛、教育、政治、行財政改革 (賞)新聞協会賞(昭和42年)「日本政治への提言」、文化放送社長賞(昭和55年)、日本文芸大賞特別賞(第6回)(昭和61年)「歴代宰相列伝・岸信介」「政争」 (歴)肥後もっこすの九州男子。昭和17年毎日新聞社入社。政治部長、大阪本社編集局長、東京本社編集局顧問などを歴任。48年退社、評論家に。「細川隆一郎の健康一番!」「図太く生きる男の本」などの著書がある。テレビ・ラジオ番組でも活躍。小学生ではじめた剣道が3段、高校、大学では空手(3段)。ゴルフ、スキー、水泳、さらに日舞もたしなむ (団)内外情勢調査会、言論人会議

松本 健一(まつもと けんいち)
昭和二十一年(一九四六年)群馬県生まれ。東京大学経済学部卒業。評論家、麗澤大学教授。著書は『白旗伝説』『北一輝論』(以上、講談社学術文庫)、『竹内好「日本のアジア主義」精読』(岩波現代文庫)、『近代アジア精神史の試み』(中央公論新社)、『丸山眞男 八・一五革命伝説』(河出書房新社)、『砂の文明・石の文明・泥の文明』(PHP新書)、『評伝北一輝』(岩波書店)など多数。平成十六年十二月、第八回司馬遼太郎賞。

渡辺 久義(わたなべ ひさよし)
昭和9年、岐阜県生まれ。京都大学文学部英米文学科卒業、同大学院修士課程修了。京都大学教養部教授を経て、現在、摂南大学教授。著編は『ヘンリー・ジェイムズの言語』『イェイツ』『意識の再編』ほか。


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