今年の韓日・日韓弁護士協議会は１１月２，３日に韓国ソウルで開催されました。この韓日・日韓弁護士協議会には，当事務所の酒井俊皓弁護士が副会長を務めていることもあり，当事務所の弁護士・スタッフ全員で参加いたしました。これには日本及び韓国の弁護士約５０名が参加しました。

初日の１１月２日は，恒例のゴルフ大会でした。韓国の先生方は大変ゴルフが上手で，すばらしいスコアーの先生方ばかりでした。そんな中，当事務所の酒井弁護士が準優勝というすばらしい成績をおさめました。また，田邊正紀弁護士もなんとニアピン賞を取りました。ちなみに私はまだゴルフ初心者ということもあり，予想通り最下位でした。

それでも，韓国の先生方との交流が広められ，大変有意義な時間でした。また韓国の先生方は皆日本語で話されるので驚きました。気前よくカップまで２メートルぐらいあってもすぐにＯＫをくれることも助かりました。

二日目の午前中は，総会が開かれ，韓国から黄桂龍会長，日本からは新堂幸司会長が挨拶をなされ，西江大の李相禹博士が東北アジアの秩序と韓日関係という題目で記念講演をしてくださいました。

午後は，シンポジウムでした。これは，日韓の弁護士の先生方が共通のテーマについて，それぞれの国の状況など報告し，それについて討論をするものでした。

今年のテーマは独占禁止法の域外適用についてでした。これは，国際間の企業結合や国際カルテルなど企業間の競争を阻害する行為に対し，自国の法律をどこまで適用できるかという非常に高度な内容でした。

そして，最後は夜に懇親会をかねたパーティがありました。

日本の先生方はもとより韓国の先生方ともおおいに話が盛り上がり，大変充実した協議会となりました。