'13/9/6
ビール祭控え出店に防火指導
京都府福知山市の花火大会での露店爆発事故を受け、広島市中消防署は5日、中区の旧市民球場跡地で6〜16日にあるイベント「広島オクトーバーフェスト」でビールや軽食を売る出店業者に、防火指導をした。
福知山の事故は、露店の店主が自家発電機に給油する際、携行缶のガソリンが霧状に拡散。露店の火元に引火し、爆発したとみられている。
今回のイベントでは8業者がブースを構え、ソーセージなどの調理に電気器具を使う。中消防署員は器具の周辺に燃えやすい物がないことや、会場外の発電機近くに火の気がないことを確認。店員ら約40人に消火器の使い方も指導した。
ブースを出すビール輸入代理店の小林桂輔さん(35)=東京都足立区=は「火災が発生しないように注意したい」と気を引き締めていた。
【写真説明】出店者(左)に立ち会ってもらい、調理器具の配置を確認する中消防署員