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米英の情報機関 ネット暗号解読か9月6日 13時11分
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アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズは、アメリカとイギリスの情報機関が、インターネット上で広く使われている暗号の解読に成功し、銀行の決済や、医療記録などの個人情報をひそかに収集していると伝えました。
これは、アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズが、CIA=中央情報局の元職員スノーデン容疑者から提供された文書を基に伝えたものです。
それによりますと、アメリカのNSA=国家安全保障局が、スーパーコンピューターによる解析によって、インターネット上で広く使われている暗号の解読に成功し、銀行の決済や個人の医療記録、さらに電子メールなどの個人情報をひそかに収集しているということです。
また、こうした個人情報の収集を巡っては、イギリスの情報機関が、一部のIT企業の協力を得ていたとも伝えています。
暗号解読の機密計画は、アメリカの南北戦争における戦いの場所の1つから「ブルラン」と名付けられており、イギリスのほか、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの情報機関の高官が把握しているということです。
スノーデン容疑者は、アメリカ政府の訴追を逃れてロシアに滞在していますが、アメリカ国内では、一連の告発を受けて、政府の情報収集と個人のプライバシー保護を巡って論議が広がっています。
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