毎週30人ほどの社員と面談をしてキャリアについてお話しをします。
月に120人、四半期で360人、半期で720人の社員と会うことになります。
社員のみなさんとの面談履歴は週1回必ず読みなおして、
記憶を濃くするようにしてます。
でも、同じ社員に2回目に会うのは早くても半年以上先になります。
人のコンディションや志向は天気のように変わるので、
面談で聞いた社員の活躍や挑戦、キャリア志向がその後どんなふうになったかを知るのに
半年先はちょっと長すぎます。変化が早いネット業界は特にです。
7月からサイバーエージェントは、
適材適所を目的とした人材DBシステム「GEPPO」を導入します。
月一回、社員は自分の情報をアップデートします。
情報とは、成果やキャリア志向、エンジニアなどスキルを持つ社員はスキルセット、
また得意分野などです。
GEPPOを通じて社員の時系列の活躍やコンディションを理解できる仕組みです。
社員にとっては、自身のポートフォリオを可視化できます。
また、会社や役員へ「新規事業に挑戦したい!」などの宣言の場になります。
また、第三者機関的な社内エージェントへ発信することもできます。
社長藤田のブログを引用
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能力の高い人材を活かしきれていない、
本人のやりたい分野にアサインできてない、
チームビルドがうまくいっていない、
単に埋もれている。
etc..
ピラミッド型組織の上層部から人材をみて
アサインを行おうとすると、
この規模になってくると、どうしても見落とし
が発生してしまいます。
それは、社内で経験を積ませることで
人材を育てることを主眼におき、
新規事業を多数行い、
日常的にスクラップアンドビルドが発生し、
人材と事業のマッチングが多数必要な
当社特有の事情ともいますが、
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数千人規模の会社で、事業ドメイン・職種が多種多様で、
事業スピードが早い当社の適材適所を進めるうえで、
GEPPOは人材DBとして、更新性があり、また使えるDBでないとなりません。
改善をつづけ、パワーアップしていきたいと思います。
先行して始めていた社内ジョブローテーション提案「適人会議」に、
人材DB「GEPPO」が加わることで、より適材適所やタレントマネジメントが加速され、
事業の生産性や社員のやる気の向上につながることをねらっていきます。
■GEPPO画面