Kameda Brothers Make History As Daiki Wins IBF Super-flyweight Title
Japan's Daiki Kameda outpointed Rodrigo Guerrero on Tuesday to win the vacant International Boxing Federation super-flyweight title, joining his bantamweight titleholder brothers Koki and Tomoki. It is the first time in boxing history that three brothers have simultaneously held world titles.
■チェック
・IBF (=International Boxing Federation) 国際ボクシング連盟
・outpoint 〜よりも多く得点する → 判定勝ちする
・vacant 空位の
・titleholder 選手権保持者 → 王者
・simultaneously 同時に
■対訳
「亀田兄弟が歴史的快挙、大毅がIBFスーパーフライ級王者に」
日本の亀田大毅が火曜日、ロドリゴ・ゲレロを判定で破り、空位の国際ボクシング連盟スーパーフライ級王座を獲得した。バンタム級王者の興毅および和毅の仲間入りを果たし、ボクシング史上初の3兄弟同時世界王者が実現した。
■訳出のポイント
make history は直訳すると 「歴史を作る」。
つまり、「歴史的な偉業をなす」 「歴史に残るようなことをする」「歴史を塗り替える」 などのニュアンスで使われる表現です。
super-flyweight は、ボクシングなどにおける体重別階級のひとつで、「スーパーフライ級」。
日本語では 「_級」 となりますが、英語では _weight というので、確認しておきましょう。
bantamweight 「バンタム級」 featherweight 「フェザー級」 という具合です。
outpoint は 「〜より点を多くとる」 という動詞。
ボクシングなどの格闘技では outpoint 〜 で 「〜より点を多くとる」→ 「〜に判定で勝つ」 の意味になります。
titleholder あるいは title holder は直訳すると「タイトル保持者」。
スポーツ、競争における 「選手権保持者」 の意味で、実際に日本語訳にするときには、「王者」 と訳されることが多い語です。
今日の場合も、bantamweight titleholder で 「バンタム級王者」 となります。
第2文は直訳すると
「兄弟3人が同時に世界王座を獲得するのは、ボクシング史上で初めてのことである」。
対訳では、簡潔に
「ボクシング史上初の3兄弟同時世界王者が実現した」
と意訳しています。
高松市のサンメッセ香川で行われたIBF世界スーパーフライ級王座決定戦。
同級3位で亀田3兄弟の次男・大毅が同4位のロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)を3−0判定で下して、空位の王座を獲得したニュースです。
WBA世界バンタム級王者の長男・興毅、WBO世界同級王者の三男・和毅とともに、史上初の3兄弟同時世界王者の快挙となりました。
大毅にとっては、WBA世界フライ級王座に続く2階級制覇です。
兄弟の夢だった同時世界王者達成に、早速リング上でギネス世界記録の認定式も行われました。
■編集後記
病室から試合をテレビで見てましたが、想定通りの展開で、判定勝ちで、全くおもしろくありませんでした。途中で、別番組に切り替えたくらいです。やはりノックアウトで終わって欲しいですね。12ラウンド全部消化というのは、視聴率稼げるので局側としては都合よく、それだけ広告出せるから、スポンサー側としてもうれしいのでしょうけど、見ているほうは本当につまらない。「まじめにやれよ」と言いたくなりますね。
(裏)今日退院です!!やったー!!人間界に戻ります!