八回、安打を放つ阪神・メッセンジャー=横浜(撮影・鳥越瑞絵)【拡大】
敵地ハマスタでは8月20日に先発し、四回途中で3被弾。この日は150キロ前後の角度ある真っすぐを低めに丁寧に集めた。大きなカーブやスライダーで打者を翻弄した。
だが、打線の援護がない。八回には自ら中前打で出塁。一死一、二塁で俊介が中飛。二塁走者のメッセンジャーはタッチアップし、三塁へ激走。ここで鳥谷の一発に期待したが、一ゴロ。直後の八回を抑えて、マウンドを安藤に譲った。ところが安藤は1死も取れず、サヨナラ負け。メッセンジャーの力投は報われなかった。
メッセンジャー(好投報われず)「いっぱい点を取ってくれるときもあれば、ないときもある」
阪神・中西投手コーチ(メッセンジャーに)「よく投げた。あそこまで投げてくれれば十分」