六回、DeNA・ブランコを三振に仕留め清水のマスクを叩く阪神・メッセンジャー=横浜(撮影・岡田亮二)【拡大】
(セ・リーグ、DeNA1x-0阪神、19回戦、DeNA11勝8敗、5日、横浜)阪神・メッセンジャーが8回5安打無失点、10三振を奪う力投を見せたが、勝利には届かず。0-0の九回からマウンドに上がった安藤が無死満塁のピンチを招き、荒波にサヨナラ打を浴びた。左翼手・マートンは、正面への打球の目測を誤ったのか、まるでバンザイしたようなポーズで、頭上を打球が越えていった。
「自分のボールを投げたいところにどれだけ決められるかだよ」
メッセンジャーは一回からアクセル全開だった。先頭の石川を内角低めの143キロスライダーで空振り三振、山崎は外角低めの直球で二ゴロに斬った。モーガンも152キロのストレートで詰まらせ、三邪飛に。簡単に3者凡退に仕留めた。
「メジャーでも小さい球場はあるけど、“ここまで”はないよ。僕は“ジョコハマ(ジョークのように狭いヨコハマ)”って呼んでるよ」