「半沢直樹」映画化見送り2つの理由
2013年09月06日 11時00分
フジテレビの人気ドラマ「踊る大捜査線」「海猿」シリーズは映画化され、「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年)が興行収入約174億円を記録するなど、局の大きな収入の柱となっている。これをきっかけに各テレビ局がドラマの映画化を推し進め、テレビ朝日は「相棒」シリーズを映画化しヒットさせたのは周知の通り。
「半沢」を映画化すれば間違いなく大きな興行収入を望めそうなものだが、なぜTBSの決断は続編になったのか。
「もともと、ドラマの映画化に乗り気な会社でないことは確か。現在は視聴率も低迷しており、いわゆる“振り向けばテレビ東京”状態です。高視聴率が確実視される続編で、年間視聴率をちょっとでも上げようということでしょう」とは前出のTBS関係者だ。
だが、理由はそれだけではなかった。TBSには映画化に関して、あまりにも大きすぎる“トラウマ”があるからだ。
「SMAPの香取慎吾が主演した『こちら葛飾区亀有公園前派出所』ですよ。09年のドラマの視聴率が散々だったにもかかわらず、11年に映画化。興行収入5億円程度で、大赤字だったといいます。この惨劇を繰り返したくないため、映画化に対し局全体が及び腰となっているのです」(別のTBS関係者)
続編を制作するにあたって、TBSは長期スパンで考えているという。
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