ゲームが若者をダメにする?
2013年09月06日 08時00分
【イケメンドクター・吉田眞の医学情報のウソ!ホント?】
ちょっと前に「ゲーム脳」という言葉がはやりましたが、そんな脳は存在しません。ゲーム脳とは、仕事や生活など人生全般をゲームと見なし、対人関係を軽視して数字の上昇ばかりを追い続けるような“考え方”のこと。問題もありますが、経済効率の高い考え方には違いないので、一概に悪いとは言えません。
問題は考え方ではなく“ゲームそのもの”。最近はストーリーが複雑で難易度も適切、プレーヤーが達成感や充実感を得ながら長く楽しめるものが増えています。つまり、ゲームに没頭することで、その人がもともと持っている「やる気」や「独創力」などが、消費されてしまうのです。
若い世代が政治に興味を持ち、自分たちの力で世の中を変えようと考えることが国づくりの望ましい形。でも、ゲームの蔓延で、若者が政治に関心を持つ機会が奪われています。日本の若者は、ゲームによって“去勢”された状態なのです。
☆よしだ・しん=総合診療科医を経て、現在は精神科医。東京医科大卒。非常勤医師として、刑務所、少年院、ホームレス支援施設、高齢者の在宅診察などに従事し、精神医療のディープな部分につかる。2009年にはラジオパーソナリティーを務めた。ロックバンド「医療講義」のボーカルと作詞・作曲を担当する。
丸亀ナイターSG「モーターボート記念」毒島誠がSG初制覇!
ナイターSG「第59回モーターボート記念」、1日行われた優勝戦は毒島誠(29=群馬)が先マイから早々と独走に持ち込み、SG初制覇を成し遂げた。
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