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【芸能・社会】

サザエさん 放送45年目 世界最長テレビアニメに認定

2013年9月6日 紙面から

認定証を手に笑顔の加藤みどり(左)=東京都新宿区で(平野皓士朗撮影)

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 ことし秋に放送45年目に入るフジテレビ系のアニメ「サザエさん」(日曜午後6時半)が、「最も長く放送されているテレビアニメ」としてギネス世界記録に認定され、5日、東京都新宿区内のスタジオで認定式が行われた。

 「サザエさん」は1969年10月5日に始まり、放送回数は今月1日で2250回。平均視聴率(80年以降)は22・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、テレビアニメでは抜群の高さを誇る。

 認定証を受け取った「サザエ」の声を担当する声優加藤みどり(73)は、「胸がいっぱいです。これからも一本一本大切に続けていきたい。放送50年くらいまではできるかな」と感激。40年以上変わらぬサザエの声で、「ギネス世界記録でございま〜す」と高らかに宣言した。

 加藤は初代プロデューサーに「他のアニメはやるな」と言われ、「サザエさん」一筋。声優の中には高齢で降板したり、亡くなった人もおり、「(カツオ役の)高橋和枝さん(99年死去)と何があってもやり通そうと誓った。今ここに高橋さんがいらっしゃったら…」と残念そうに語った。

 また、フジはことし11月の「サザエさんウィーク」で、観月ありさ(36)主演の実写版「サザエさん」を、約3年ぶりに放送すると発表した。観月の「サザエさん」はこれで4作目。「このような記念すべき時に、再びサザエさんを演じられる喜びと感謝とプレッシャーを感じています」とコメントしている。同じ週には、尾野真千子(31)がサザエさんの原作者・長谷川町子を演じるスペシャルドラマも放送される。

 

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