国際拘束中に国有企業幹部が不審死 中国、取り調べで虐待か2013.9.5 20:25

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拘束中に国有企業幹部が不審死 中国、取り調べで虐待か

2013.9.5 20:25

 中国浙江省温州市で4月、同市の共産党機関に拘束された国有企業幹部の男性=当時(42)=が不審死する事件があり、検察当局は取り調べ中に虐待したとして当局者6人を故意傷害罪で起訴した。5日付の香港紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた。

 同紙によると、男性は汚職の疑いで温州市の党規律検査委員会に38日間拘束された後、4月9日に病院で死亡。取り調べに当たった6人の当局者は、氷水の入ったバケツに男性の頭を何度も押し込んで虐待したという。男性の死因は溺死だったとの報道もある。

 中国では、党の内部調査で拘束された地方の役人らが不審死する事案が相次いで発生。不透明な取り調べ手法に対し、批判が高まっている。(共同)

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