スウェーデン中銀が金利据え置き、金利見通しも変更せず
[ストックホルム 5日 ロイター] - スウェーデン中央銀行は5日、政策金利であるレポ金利を1.0%に据え置いた。また、スウェーデン経済が第2・四半期の落ち込みから回復するとの見方や世界経済見通しの好転を背景に、今後の金利見通しも据え置いた。
ロイターのアナリスト調査でも金利据え置きが予想されていた。金利見通しについても、大方のアナリストは変更なしとみていた。
中銀は2014年末まで金利が上昇することはないと予想している。
スウェーデン経済は第2・四半期に予想外のマイナス成長となったものの、7月以降の経済指標はまずまずで、ユーロ圏はリセッション(景気後退)から脱却し、米国の景気回復の足取りもしっかりとしてきた。
スウェーデン中銀は2012年の3回の利下げの後、金利を据え置いている。
中銀が公表した予測は以下の通り(かっこ内は前回予測)。
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