米失業保険申請：32.3万件に減少－４週平均も減る

　　９月５日（ブルームバーグ）：先週の米新規失業保険申請件数は前週比で減少し、市場予想も下回った。

米労働省の発表によると、先週の新規失業保険申請件数 （季節調整済み）は32万3000件に減少した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は33万件だった。前週は33万2000件に修正された。

ＢＮＰパリバのエコノミスト、イレーナ・シュルヤティエバ氏（ニューヨーク在勤）は「失業保険申請件数は大幅に改善している」とし、「必要なのは雇用面での一段の前進だ」と続けた。

より変動の少ない４週移動平均は32万8500件と、前週の33万1500件から減少し、2007年10月以来の低水準となった。

失業保険の継続受給者数は８月24日までの１週間で４万3000人減少して295万人だった。

原題：Jobless Claims in U.S. Declined More Than Forecast LastWeek (2)（抜粋）

更新日時: 2013/09/05 23:01 JST