ホンダは「ホンダ」と「アキュラ」の両ブランドの8月の販売台数が過去最多の16万6432台。「アコード」と「シビック」「CR-V」も好調だった。
日産は改良版「アルティマ」が20%増、小型車「セントラ」が19%増、小型SUV(スポーツ用多目的車)「パスファインダー」は3倍超の売れ行きとなった。
スバルは全輪駆動(AWD)車の販売台数が4万1061台と前年同月の2万8293台から増加。同社の米国販売部門のプレジデントを務めるトム・ドール氏は今週、ブルームバーグ・テレビジョンで「需要に対応するため米インディアナ州の工場を拡張中だ」と語った。
オートデータによると、8月の米自動車販売台数は17%増の150万台と、2007年5月以来の高水準。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト10人の予想平均では14%増の147万台と見込まれていた。同月は年率換算では1610万台と、07年10月以来の高水準。
アジア勢全体の8月の販売台数は21%増。市場シェアは1.7ポイント上昇し47.3%となった。GMとフォード、クライスラー(クライスラー販売のフィアット車を除く)の米3社のシェアは1.4ポイント低下の43.9%。(ブルームバーグ Alan Ohnsman)