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不法就労助長の疑い 外国人雇った男ら逮捕

(9/ 5 07:43)

 神奈川県内の宿泊施設で働いていた外国人清掃員の不法就労事件で、御殿場署と県警国際捜査課などは4日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで外国人を雇っていた男ら3人を逮捕した。
 逮捕されたのは御殿場市中清水、無職の男(57)と沼津市西間門、無職の男(66)、御殿場市板妻、フィリピン国籍、清掃員の男(34)の3容疑者。3人の逮捕容疑は共謀して就労資格のないフィリピン人らを同県箱根町の宿泊施設で働かせた疑い。同署によると、うち2人は「資格の有無を知らなかった」などと容疑を否認しているという。
 同署によると、男らは経営していた清掃会社で、短期滞在の在留資格しか持たない複数の外国人を雇用し、同社が宿泊施設から請け負った清掃業務に当たらせていたという。フィリピン国籍の男は外国人を紹介していたとみられる。
 同事件をめぐって7月に同法違反(資格外活動)容疑で外国人5人が逮捕され、起訴猶予になっていた。

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