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平和問題訴え 品川正治さん死去9月5日 22時26分
経済同友会の終身幹事で、護憲の立場から平和を訴える活動を続けた品川正治さんが先月29日、食道がんのため都内の病院で亡くなりました。
89歳でした。
品川さんは神戸市出身で昭和19年、旧制高校在学中だった20歳の時に陸軍に招集され、中国の戦地に送られました。
戦後、帰国してからは当時の日本火災海上保険、現在の日本興亜損害保険の会長を務めたあと、経済同友会の終身幹事や国際開発センターの会長などを歴任しました。こうした活動の一方で、戦地で多くの戦友が死亡し、みずからも負傷した経験から「平和があるから戦後の日本経済は発展できた」と護憲の立場から平和問題などで積極的な発言を続けました。
品川さんは最近まで講演や執筆活動を続けていましたが、今年6月に病状が悪化して入院していたということです。
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