ここから本文です
最終更新:2013年9月6日(金) 2時32分

黒田総裁、消費増税“予定通りの実施が望ましい”

 消費税の増税をめぐり、日本銀行の黒田総裁は、予定通り来年4月に増税するのが望ましいという考えを示しました。

 「(消費増税先送りで)財政に対する信認に傷がついて国債が下落するとなった場合には、対応することは極めて困難である」(日本銀行・黒田東彦総裁)

 黒田総裁は、政府が消費税の増税を先送りした場合、国債の価格が下落する可能性を指摘。予定通り、来年4月から増税することが望ましいという考えを示しました。

 また、仮に増税の影響で景気が冷え込んだとしても、「適切な対応をとる」と述べて、追加の金融緩和などの対応をとると説明しました。(05日19:53)

2013年9月5日(木)のニュース一覧

社会

政治