【NQNニューヨーク=大石祥代】日本の100円均一ショップに近い業態のディスカウント店を展開する米ダラー・ゼネラルが4日発表した5~7月期決算は、純利益が前年同期比15%増の2億4547万ドル(約245億円)だった。たばこや食品など消耗品を中心に販売が好調だった。支払利息など営業外費用の減少も利益を押し上げた。
売上高は11%増の43億9465万ドル。商品別では主力の消耗品が13%増。たばこの取り扱い開始や生鮮食品、菓子類の品ぞろえ拡大が奏功した。小売業の基礎的な収益力を示す既存店売上高は5.1%増と堅調。客数と平均購入額がともに伸びた。
利幅の薄い消耗品の販売が増えた結果、売上高営業利益率はやや低下。ただ支払利息の減少やその他営業費用がなくなったことが補った。
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