【日本の国防を考える一考察】    ーーその①ーー

我が国の国防に関する論議が盛んな昨今であるが、「国防」という言葉に対する反対論者の主張は概ね次のようなものであろう。

〇今の安倍政権は右翼化、軍国主義を復活させようとしている。
〇「集団的自衛権」などとんでもない。日本が他国の戦争に巻き込まれる。
〇戦争とは私利私欲の権力者のためのものであり、常に庶民が犠牲になる。
〇戦争は、権力者の傲慢がつくり出す絶対悪だ。
〇太平洋戦争は日本の侵略戦争であった。

以上は過去の戦争体験から日本国民が学んだことであり、一件、尤もな回答である。8月15日、日本は68回目の「敗戦記念日(終戦記念日)」を迎えました。マスコミ各社は広島平和記念公園、また長崎平和記念公園での模様を映像を通し全国民に配信した。例年の如く、年配の戦争体験者が登場し、涙を流し訴える。「二度と戦争をしないでください。平和であってください・・・」等々、当たり前の尤もな意見を配信している。誰も戦争など望んでいるものはいない!

戦争を回避し平和を求めることは権力者であろうが、金融業者であろうが、一般庶民であろうが当然の回答である。戦争とは権力者による金儲け? とんでもない愚論だ。敗戦国となれば権力者であろうが、政治家であろうが、全ての財産・地位は無くなる。

戦争とは戦勝国、敗戦国に関係なく、双方「正義と正義の戦い」である。・・・そのことは現在進行中のエジプトを見れば容易に分かるではないか。

今、エジプトでは暫定政府側と旧体制の復活を願うムスリム同胞団が互いに正義を主張している現状だ。

「平和ボケ」し、周りを海で囲まれている日本人は過去68年間、アメリカの軍事力の傘のもと、派兵することもなく、軍事力に国家予算の大半をを使うことなく、世界の経済大国へと成長したのである。このことを決して忘れてはならない!

さて現在の状況はいかがなものであろうか? 

2010年9月7日午前、日本の領海の東シナ海で発生。支那人の漁船が海上保安庁の船舶に意図的に衝突してきたのである。
http://youtu.be/nKYsAIh62tc

支那人による尖閣諸島上陸(香港活動家尖閣諸島上陸事件 2012年8月15日)、
http://youtu.be/h4PsF4tiGuo

これに始まり同年9月11日、尖閣諸島国有化に伴い発生した支那人の反日暴動、
http://youtu.be/Hl3fEJEMVLk

してその後、支那の海軍をしてほぼ毎日と言ってよいであろう、日本の領海を侵犯しているのである。
http://youtu.be/qIq_U72hYFY

海上保安庁の船はこのような支那人の暴挙に対し、「領海から出て下さい・・」の一点張りであるが、一向に収まる気配はない。何故か?答えは簡単だ。つまり「日本は支那人に舐められている」からに他ならない。彼らにしてみれば「日本は先制攻撃をしない。嫌がらせをするだけしてやろう・・・」との魂胆であろう。

野蛮国家、支那人にはこのような諺がある。「軟土深掘」(「土軟らかずんば、更に深く掘れ」、つまり相手が弱いと見れば更に付け込んで噛み付いていけ)
http://vaccine.sblo.jp/article/4787986.html

即ち、この投稿の最初に示した、

〇今の安倍政権は右翼化、軍国主義を復活させようとしている。
〇「集団的自衛権」などとんでもない。日本が他国の戦争に巻き込まれる。
〇戦争とは私利私欲の権力者のためのものであり、常に庶民が犠牲になる。
〇戦争は、権力者の傲慢がつくり出す絶対悪だ。
〇太平洋戦争は日本の侵略戦争であった。

・・・等は、現在の状況には全く適合していないのである。時代遅れの「戦争加害者の日本、すみません、全て日本が悪うございます・・・」との意識を今こそ捨て、改めて「野蛮国家・支那」に対抗する政策を取らなければ尖閣諸島はその内、支那人の物となるであろうと予想する。フィリピン南沙諸島が良い例である。アメリカ軍が撤退すると、またたく間に一夜にして支那に乗っ取られたのである!

以上であるが、反国防はチョボチョボ政党である、日本共産党と、社民党にお任せし、今こそ超党派で「国防」という最重要課題を党派を超え、論ずべきであると思うものである。

私は安倍政権を全面的に支持するものではない。自民党のシンパではありません。一日本人として、「国防」を考える人間であることを一言お伝えいたします。

以上、