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トライアスロン(tri-athlon)ってナ〜ニ?! 2000年のシドニーオリンピックで公式種目に採用されたものの、まだまだトライアスロンンの認知度は低い。そこで超入門的にトライアスロンの解説をペダンチックに試みる。 トライアスロンの常套的表現は、『過酷な』と『限界への挑戦』だ。そこで「トライ」を 「try」(試みる、挑戦)と思ってる方も居られるかも知れない。しかし、これは間違いだ。実は、「トライ」は「三つの」を表わす接頭語「tri-」なのだ。tri-angleは三つの角、すなわち三角形のことだ。「アスロン」は「アスリート」が競技者だから、類推して「競技」のことかな?、と解る分けだ。そこで「トライアスロン」は「三種目からなる競技」と翻訳出来た。三つの種目は何でもよいのだ、が一般的には「スイム(水泳)」、「バイク(自転車)」、「ラン(走り)」の三種目を一人の競技者が連続して行うのをトライアスロンといっている。陸上にも10種競技があり、長野オリンピックでもクロスカントリースキーと射撃からなるバイアスロン(bi-athlon)があった。これらは複合競技と総称される。因みにbi-athlonのbi-は「二つの」を意味する接頭語だ。自転車は車輪が二つあるからbi-cycleという。以上、トライアスロンがスイム、バイク、ランからなる複合競技の一つであることが解って頂けたたと思う。 蛇尾になるがトライアスロンをなべて「鉄人レース」と呼んだり「過酷な」と表現するのはあまりにもプロトタイプ的でいただけない。トライアスロンは多くの複合競技の一つであってそれ以上でも以下でもない。 |
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