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岩木山お山参詣、雨天の「向山」
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津軽地方最大の秋祭り「岩木山お山参詣」が3日、弘前市の岩木山神社で始まった。「向山(むかいやま)」と呼ばれる初日は、あいにくの雨にもかかわらず、傘を差した参拝者が途切れず、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈った。
境内には約50の露店が立ち並んだ。竹細工を販売する岩木山物産協会の女性(56)は「きょうは雨と曜日も関係して、祭りにしては人出が少ないね。せめて明日からは晴れてほしい」と願った。
参拝に訪れた平川市の成田リツさん(80)は「雨でも絶対来ようと決めて来た。健康であるように祈った」と話した。
2日目の4日は「宵山(よいやま)」で白装束の一行が津軽一円から岩木山神社に参拝する。最終日の5日は旧暦の8月1日に当たる「朔日山(ついたちやま)」で、参拝者が早朝、岩木山山頂でご来光を拝む。
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