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米新車販売 10年ぶりの高水準9月5日 9時7分
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アメリカの先月の新車の販売台数は、景気の緩やかな回復を背景に、日本メーカーが得意とする小型車の販売が好調だったことなどから、前の年の同じ月に比べて、17%の大幅なプラスとなり、8月としては10年ぶりの高い水準となりました。
アメリカの調査会社、「オートデータ」によりますと、先月のアメリカの新車の販売台数は、前の年の同じ月に比べて17%大幅に増え、150万3151台となりました。
理由は景気の緩やかな回復を背景に、日本メーカーが得意とする燃費の良い小型車などが好調だったためで、8月としては2003年以来実に10年ぶりの高い水準となりました。
メーカー別にみますと、特に日本勢が好調で、トヨタ自動車が22.8%のプラスとなったほか、ホンダも26.7%、日産自動車も22.3%、前の年の同じ月より大幅な増加となりました。
また、アメリカの大手3社も、GM=ゼネラル・モーターズが14.7%、フォードが12%、クライスラーが11.5%それぞれ前の年の同じ月を上回りました。
アメリカでは、年内にも金融緩和が縮小されるという見方が強まり、景気の減速も懸念されていることから、好調が続く新車の販売にも、今後、影響が及ぶのかどうか注目されます。
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