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◆記事◆紹介
【知ってた】邦画がダメになった理由を映画配給会社の人が分析。本末転倒な「制作作業」とは
日本で映画を創ることが難しい理由!?・・・黒川文雄「エンタメ創世記」第26回
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=8530
一部抜粋
一般的には、主人公たちの魅力をバランスよく(ある種の行政的な措置?)演出するために、作品の印象散逸することがある。本来はアクション映画で訴求すべきものが、スーパーヒーロー的恋愛的物語に変質してしまったりすることもある。それとセリフや演出に説明をくどくどと行う流れも邦画ならではのものかもしれない。
おそらくは映画に関わる出資パートナーの要望や周りの力関係によるものが大きいのではないだろうか。日本では、真っ当なキャスティングからの映画製作ができないとなると、キャストに合せて映画創りを行う・・・という本末転倒のような製作作業が行われることになる。
キャストに話題性があればまだしも、無理やりねじ込んだような感じがあったり、キャラ同士を立たせようという無理な演出が施されるとストーリーが無茶苦茶になってしまう、本来の脚本になかったような、ラブロマンス要素を盛り込んだりという惨事を引き起こすことにもなる。
まして新進の女優、俳優などを起用しようものならば両雄並び立つような演出が施された日にはもうオリジナル作品などどこ吹く風のまったく新しい解釈の作品になってしまうこともある。そんなことは読者の皆様のご存じのとおりだろう。
私の長年の映画業界の友人が良いことを言っていた「ホン(脚本)以上によい作品にはならない」と。でもその「ホン」自体がキャストや出資関係の微妙なバランスシートの上に成り立っているようではいつまでたってもいい作品は望めないでだろう。
(全文はソースにて)
■著者紹介
くろかわ・ふみお 1960年、東京都生まれ。
音楽ビジネス、ギャガにて映画・映像ビジネス、セガ、デジキューブ、コナミDE、にてゲームソフトビジネス、デックス、NHNjapanにてオンラインゲームコンテンツ、そしてブシロードにてカードゲームビジネスなどエンタテインメントビジネスとコンテンツの表と裏を知りつくすメディアコンテンツ研究家。
コラム執筆家。黒川メディアコンテンツ研究所・所長。黒川塾主宰。
最近はもっと酷いからなー
事務所が出資するからまず「キャストが決まって」て、話題性のある原作を引っ張って無理やり融合させてるよね
で、人気があるキャストを抑えられると「映画化前提」のドラマ作って・・・っていう
スシ握ってる奴だったり派出所の人だったり
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