2013.9.4 21:50(2/3ページ)

阪神・鶴、2回6失点KO「申し訳ないです」

5回、三直に倒れた阪神・新井貴=横浜スタジアム(撮影・岡田亮二)

5回、三直に倒れた阪神・新井貴=横浜スタジアム(撮影・岡田亮二)【拡大】

 後藤に2球目、136キロの低めシュートを中前に運ばれ、先制点を献上した。そして、金城にはフルカウントから高めに浮いたスライダーを真芯で捉えられた。高々と舞った打球は風にも乗って、右翼席中段へ。序盤に痛すぎる3ランを食らい、いきなりの4失点となった。

 さらに、二回も二死後に4連打などで2点を失った。甘いボールが目立ち、立ち直る気配を見せない鶴に、首脳陣も続投の選択肢は当然なかった。5点を追う三回無死一塁で右腕に打席が回ると、代打・狩野がコールされた。

 前回先発した8月23日の中日戦(ナゴヤドーム)では4回2失点と本来の投球は影を潜めた。その後、ファームで再調整し、チャンスが巡ってきた。「長打を警戒して、粘り強く、持ち味を出していきたい。全力でやっていきたい」と意気込んでいたが…。同17日のヤクルト戦(京セラドーム)以来の4勝目は届かなかった。

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