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【大リーグ】

黒田、6イニング4失点、12勝目お預け チーム逆転勝ちに「報われる」

2013年9月5日 紙面から

◇ホワイトソックス4−6ヤンキース

 【ニューヨーク穐村賢】ヤンキースの黒田博樹投手(38)は3日、地元でのホワイトソックス戦で6イニング1/3を7安打4失点。12勝目はまたもお預けとなったが、チームは8回一挙5点の猛攻で逆転勝ちし、黒田も「自分が投げた試合でチームが勝ったのが一番うれしい。自分のピッチングも報われる」と納得の表情を浮かべた。

 尻上がりに調子を上げていく本来の黒田ではなかった。1回の味方の失策絡みの1失点はご愛嬌(あいきょう)も、その後がいけない。5回にあっさり追加点を許すと、7回には1番デアザに一発を浴びた。ただ、自己ワーストの7失点だった前回、前々回登板に比べれば、まだ上がり目がある。2〜4回は無難にまとめ、5回も2失点後の無死三塁からは追加点を許さなかった。「一番いい時に比べたら物足りない所はたくさんあるが、今日に関しては7回のホームランだけ」と黒田。降板の引き金となったソロ被弾を除けば、文句なしのクオリティースタート(6イニング以上自責3以下)だっただけに「これで流れが変わればいいかなと思う」と前を向いた。

 ヤ軍の大逆転でのPS進出にはエース右腕の復調が不可欠。「今日みたいなゲームもある。ビッグイニングをつくらないよう、粘り強く投げていければ」。逆境でこそ発揮される黒田の反骨心に火がついた。

 

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