宮崎駿引退は宗教団体とモメたから? スタジオジブリと創価学会

2013年9月2日 13時50分 (2013年9月5日 07時10分 更新)

 数々の名作アニメ映画を生み出してきた宮崎駿氏(72)が、現在公開中の作品「風立ちぬ」を最後に引退することが判明した。スタジオジブリの星野康二社長が、イタリアで開催中の第70回ベネチア国際映画祭で、明らかにした。この引退をめぐっては一部ではこんな噂も流れている。

「実はスタジオジブリのある大幹部が創価学会の信者なんです。しかも学会の会長である池田大作氏の熱狂的な信奉者であることで知られている人物。これが監督の電撃引退と関係しているのではないか、なんて話があるんです」(実話週刊誌記者)

 この幹部はかつてウォルト・ディズニー・ジャパンの幹部も務めていた人物で、現在はディズニーを退きジブリの実権を握っている。創価学会の熱烈な信者として知られていた人物だけに、ジブリにきた時も大きな波紋を呼んでいた。この人物と宮崎監督の間に何かがあったというのだろうか。

「一説には宮崎監督が、この人物のそういった背景を嫌がっていたという話もあるそうです。この幹部は経営者としては辣腕で、ジブリの経営を立て直したとも言われているんですが、創価学会の信者ですから、ジブリ内にもそういった影響は出ちゃいますよね。自然とジブリ内に学会的なムードができあがっていたとも言われています。別に悪いことじゃないですけどね。そして宮崎監督とこの幹部がモメていたとか、そういうわけではないんで、あくまで“円満引退”だとは思うのですが…」(前出・記者)

 「風立ちぬ」の作品としての反戦性は強く、宮崎監督は自民、そして公明党の安倍内閣化における“右傾化”を危惧していたと言われている。それだけに創価学会の信者と意見が食い違う可能性はあるだろう。ジブリの幹部とモメていなにしろ、宮崎監督の引退には一体どのようなメッセージが込められているのか。

 6日の記者会見では一体何を語るのか、注目されている。

(文・大石太郎

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