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国際
【米西部で慰安婦像設置】「賛同」は虚偽 東大阪市が米グレンデール市に抗議 姉妹都市解消も
2013.8.2 07:15
[歴史認識]
米カリフォルニア州グレンデール市が慰安婦を象徴する少女像を設置した問題で、グ市のホームページ(HP)に姉妹都市の大阪府東大阪市が設置に賛同したかのような虚偽の記述があるとして、東大阪市がグ市に抗議文を送っていたことが1日、分かった。
東大阪市の野田義和市長は「一方的な行為で、はなはだ遺憾」とし、グ市が適切な対応を取らない場合は姉妹都市提携の解消も視野に検討する考えを示した。
像は現地の韓国系団体が主導し、7月30日に設置。費用約3万ドル(約295万円)は韓国系団体が負担した。しかしグ市のHPには像設置の背景として、姉妹都市が碑や記念物の設置に興味を寄せていると表明した▽維持費は姉妹都市により賄われることを保証する-などと記述されていた。
東大阪市の職員が7月中旬にHPの記述を見つけ、野田市長名の抗議文を25日付でグ市長宛てに郵送した。
抗議文には「このような意見表明をした事実はない」と修正を求めるとともに「像設置は市民の心証をいたく害しており、誠に遺憾」としている。
像設置をめぐり、東大阪市には同月31日までの約1カ月間で124件の抗議が電話などで寄せられた。
東大阪市は旧枚岡(ひらおか)市時代の昭和35年にグ市と姉妹都市提携を締結した。
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