最強3兄弟の誕生だ。3日、高松市のサンメッセ香川で行われたIBFスーパーフライ級王座決定戦で、同級3位の24歳、亀田大毅(亀田)が同級4位のロドリゴ・ゲレロ(25)=メキシコ=を3−0の判定で破りWBAフライ級に続き2階級制覇を達成。WBAバンタム級王者の兄・興毅(26)、WBO同級王者の弟・和毅(22)とともに世界初の3兄弟同時王者に輝いた。
現役王者の兄と弟をセコンドにつけて臨んだリングで、元王者との闘いを制した。「これで世界一の3兄弟になれた」と大粒の涙を流した。
中盤までは距離を保ち続け、10回に左フックからの連打でたたみ掛けた。11回も足を止めて激しく打ち合った。2度のローブローで2点を減点されたが、判定勝ちでベルトを奪取。「夢のようだ。(2階級制覇で)2本もベルトを巻けるなんて奇跡。サポートしてくれた人のおかげ」と感謝の言葉を口にした。
幼少のころから兄弟で比較され「小さい時からずっと2人に負けていた。今でもその気持ちは変わらない」。抱え続けた劣等感を闘志に変えた。
2011年1月にWBAフライ級王座を返上してから2年8カ月。階級を上げても、減量苦は変わらなかった。それでも極限まで体を追い込み激闘を制した次男が、3兄弟の夢を実現させた。