映画監督が1人デモ 日本に慰安婦問題解決訴え=韓国
【ソウル聯合ニュース】映画「火車 HELPLESS」などで知られる韓国の女性監督、ピョン・ヨンジュ氏が4日、ソウル中心部の光化門広場で「1人デモ」を行い、日本政府に対し旧日本軍の元慰安婦への公式謝罪と法的賠償を求めた。
ピョン監督は元慰安婦の女性たちの日常を記録したドキュメンタリー映画「ナヌムの家」の監督としても知られる。慰安婦問題の解決を目指す市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」が進める「世界1億人署名運動」の参加者が100万人を突破したら1人デモを行うと、今年4月に宣言していた。
ピョン監督は「署名運動は慰安婦問題に対する世界の関心を証明するだけでなく、被害者のハルモニ(おばあさん)たちに差し上げる補償といえる。全世界の署名によって被害者と認定され、自尊心も回復できる」と強調した。また、署名運動が200万人を突破したら再び1人デモを行うと表明した。
デモを行うビョン監督=4日、ソウル(聯合ニュース)
関連記事
- 韓国 日本に慰安婦問題めぐる協議要求=外交部が論評08-30 15:39
- 慰安婦協議促す口上書 韓国が日本への送付を検討08-29 11:08
- 元慰安婦の証言録 英語・中国語版も出版へ=韓国08-28 15:07
- マケイン氏 韓日に対話促す=日本の憲法解釈変更を擁護08-26 19:44
- 韓国政界 元慰安婦への謝罪・賠償を日本に促す08-26 16:32
- 元慰安婦 チェ・ソンスンさん葬儀しめやかに=韓国08-26 15:35
- 村山・河野談話踏襲が外交姿勢=来韓の前原元外相08-23 17:59
- 来韓中の小此木教授「韓日法律文化の違いが相互不信生む」08-23 14:58