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EOS 10D用オーバーサイズ親指ダイヤル通販のお知ら(2003年 4月29日)

写真はオーバーサイズ親指ダイヤルの見本ですが、未塗装です。
それと、この写真のものはバリ取り程度しかしていません。
是非とも欲しいなと思われた方は、
こちらをご覧いただければと‥‥。

CONTENTS

どうしてこんなものを作ったか&必要なのか?

オーバーサイズ親指ダイヤルの付け方

オーバーサイズ親指ダイヤルのサイズを、あなたの手にフィッティングさせる

塗装される場合のご注意

オーバーサイズ親指ダイヤルの、やってもいい改良

オーバーサイズ親指ダイヤルを手に入れたい方へ

おまけで、記録メディアへのアクセス表示を見易くする改造法


どうしてこんなものを作ったか&必要なのか?

 不詳私もEOS10Dの発売日以降、デジタル一眼レフオーナーの一員に加わってしまいました。いえ、だったらどうだと言われそうなんですが、まあ話の枕ということで‥‥。別に誇らしい気分なんてかけらも無いし、フィルム代を気にしてほとんど写真を撮らない生活に辟易したというのが実際のところです(大汗)。

 で、まあ世の中完璧な道具なんて無いし、ましてや工業製品がたまたま手に合わないなんていうことは良くあること。メーカーがカスタマイズに対応してくれていれば良いんですが、そうでないのが往々で、そうなるとユーザー側が自主的になんとかするしかありません。とまあ、ここで話は10Dの親指ダイヤルのところに行き着いたりします(苦笑)。

 私の場合EOS10Dの親指ダイヤルは、余りにも遠過ぎました。いつも縦位置グリップを付けた状態で使っているんですが、正直縦位置ではもう論外という感じで撮影時に親指が届きませんし、横位置もカメラを持っているだけだったら指が届くのに、撮影時になると何故か指が届かなくなります。唯一の解決手段は、親指ダイヤルの拡大しかない‥‥。

 こういう方は、私の他にも結構沢山いらっしゃるものと思います。指が簡単に届く方の中にはこの点について不平を述べると、何も考えずに無神経にお叱りの言葉を返される方も中にはいらっしゃる様ですが、指が届かないと困るのは事実。写真の撮影というのはやり込めばやり込む程気を遣わないといけない要素は鰻登りに増えていくので、正直露出補正ダイヤルが手に合わない程度のこと(本当は致命的ですが)で頭を抱えるのは困っている本人としては不本意なのは間違いないかと。

 と言う訳で、こういう私と同じ悩みを抱えてらっしゃる方に対して福音になればと勝手に用意したのが、このオーバーサイズ親指ダイヤルだったりする訳です(^-^(^-^;))>(^ ^)゛゛(^ ^)゛゛

 

オーバーサイズ親指ダイヤルの付け方

 私の作ったオーバーサイズ親指ダイヤルは、ガレージキットとして頒布しております。ですので、通常のガレージキットで要求される行程を多少要求します。先ずはその部分について手順を書いておきますと、

1・湯口を取り除く。

2・バリを取り除く。

 以上(笑)。

 1・については、カッターナイフでレジン気注ぎ口の部分を削り取って下さい。

 2・についても、要領は同じですが、これは指先でカリカリやって取れる分を取り除く程度でも実際の所なんの問題もありません。

 1・の方は湯口が出っ張っていると10Dの親指ダイヤル周辺に擦れて使い難くなる可能性があるので、当たらなくなる程度には丁寧に作業して頂ければと。2・よりは重要性のある作業ですが、別に削り過ぎてボコボコになったところで、装着後は見えないところに湯口を設置していますので、美的観点からも全く問題はないでしょう。要するに作業の難易度は相当低いです。ご自身の指を切らない様にだけ注意して頂ければと‥‥(^-^)!

 ガレージキットとしての作業を終えると、次はもう取り付けです。塗装類の作業は取り付け作業前に済まさないといけないのですが、一旦仮付けして、サイズの確認をしてからにしましょう。

3・オーバーサイズ親指ダイヤルの表面の油や石鹸分、汚れに削り滓を確実に落とす為に、ダイヤルの裏側を特に念入りに石鹸を使って洗う。

4・10Dの親指ダイヤルの周囲全面に、両面テープをドーナツ型に貼り付ける。

5・センターが合っていることを確認しながら、オーバーサイズ親指ダイヤルを貼り付ける。

 死ぬ程簡単です(^-^;)゛゛

 尚、両面テープは、指紋が付いたり、皺が寄ったり、折れて重なったりしない様に注意しないと、簡単に且つ物凄く粘着強度が落ちます。この点だけは気をつけて下さい。死ぬ程簡単と書いた割には、私も両面テープを何度も張り直しました(大汗)。

 

オーバーサイズ親指ダイヤルのサイズを、あなたの手にフィッティングさせる

 このオーバーサイズ親指ダイヤルは、私の指に合わせて作ったので私にはピッタリでした(^-^;)しかし、10Dオリジナルの親指ダイヤルが私やあなたの手に合わなかったのと同様、このオーバーサイズ親指ダイヤルもそのままではあなたの手に合わない可能性は充分にあります。

 なので、このままのサイズで使うのか、元から付いている物よりは大きく、でもこのオーバーサイズ親指ダイヤルのそのままの状態よりは小さくする必要があるのかは、テストしてみなくてはなりません。

 しかし厄介なのが、冒頭にも書きましたが、ちょっと持ってみた時と、撮影時、それも本腰を入れたキチンとした撮影時ではそうとう持った感じが変わるということです。多分軽くカメラを持っただけの状態だと、このオーバーサイズ親指ダイヤルはでか過ぎて、『指に当たるな〜』と感じる可能性が高いかと思います。

 なのでここは一つ、このダイヤルを小さくする必要があるかどうかは、以下に列記する条件を守ったテストをしてから最終判断してみて下さいまし。

1.兎に角実際にピントを合わせ、シャッターボタンを押す形をとり、その他ご自身のスタイルで必要なボタンやダイヤルの操作をして、本当の撮影に望んでいるのと同じ形、同じ意気込み、同じ心構えでカメラを操作する。そして親指ダイヤルで露出補正なりその他の操作をしてみる。

2.出来れば最低でも二回、オーバーサイズ親指ダイヤルをポン付けした状態で撮影に臨む。

 以上を守った時、それでもオーバーサイズ親指ダイヤルが大き過ぎると感じられた時は、

3.いきなり何ミリも削るのではなく、一ミリ位ずつダイヤルを小さくしていきながら、テスト撮影と縮小を繰り返す。

のが無難です。ダイヤルを一旦小さくし過ぎてしまいました場合、また大きくし直すのは面倒ですので。それにローレット(ダイヤルのギザギザの事)まで刻み直すのは、相当厄介でしょうから(^-^(^-^;))。

 

塗装される場合のご注意

 塗装自体は、スプレーのラッカー系塗料を使われましたら物凄く簡単に出来ることかと思います。コツとしましては、トイレットペーパーの芯か何かを使って、ダイヤルを床面から浮かしておく位でしょうか?

 但しレジンパーツの場合、塗装に入る前に幾つかやっておいた方が良いことがあります。内容としては、

1,パーツを石鹸で洗って油分や剥離剤を落とす。

2,出来ればサーフェイサーを吹いて、塗料の食いつきを良くしておく。

3,気になる場合は、気泡をパテで埋めておく。

といった感じです。

 3,の気泡ですが、生産時に極力排除するようにはしているものの、完璧な脱泡は素人レベルではかなり困難であり、どうしても直径一ミリ以下のものが幾つか存在してしまうようです。なので、強度や機能上問題の無いものはそのまま出荷しておりますので、気になる方はガレージキットを作る時の要領で、パテ埋めして頂ければと存じます。

 尚、下手に表面を磨いても滑り易くなるだけですし、あと隠れていた気泡が表面に出てくるリスクを増やすだけですので、サフ吹きとバリ取り以外の表面処理は、特にしない方が無難だと思います。

 

 以上調整や、必要を感じられるのならば塗装を済まされた後は、取り付け方の項に書きました要領で、改めてオーバーサイズ親指ダイヤルを10Dの親指ダイヤルにもう一度取り付けてやって下さいまし。

 

オーバーサイズ親指ダイヤルの、やってもいい改良

 オーバーサイズ親指ダイヤルを作るに当たって、原型制作上の技術的な限界とか、生産上のリスクの問題で出来なかったことを書いておきます。これはまあ、やらないよりはやった方がいいのですが、強度確保や技術的な限界に突き当たる可能性の高い内容ですので、もし実際にトライされるにしても、その辺はご理解して頂いた上でということで‥‥。

○オーバーサイズ親指ダイヤルの内側の穴に繋がるスロープ状の部分に、放射状の溝を切ることが出来ましたら、メニュー設定中にダイヤルとセットボタンの間で指を動かす量を減らすことが出来て便利になります。

○オーバーサイズ親指ダイヤルの内側の穴に繋がるスロープ状の部分に溝を切る代わりに薄くなる様に削ってやると、セットボタンを押し易くなり、またその時の指の当たりが改善します。

 なおこの二つは、どちらもオーバーサイズ親指ダイヤルの強度不足を招きかねず、大きなリスクを含んでいます。勿論溝を綺麗に切るのは、それ自体難しいですし‥‥。私が何故これをやってから出荷しなかったのかが、ご理解頂けますでしょうか(^-^(^-^;))>(^ ^)゛゛(^ ^)゛゛

 ついでに書いておきますと、X接点用の保護キャップや、EOS−1のケーブルレリーズの取り付け部分の保護キャップといったものを厚さ1〜2ミリ程度になる様に削り、セットボタンに貼り付けてやることが出来ますと、オーバーサイズ親指ダイヤルを付けた状態でのセットボタンの押し易さがアップするかと思います。この辺はレリーズボタンが押し難いカメラのタッチ改善とかにも応用できますよ(^-^)!!

 

オーバーサイズ親指ダイヤルを手に入れたい方へ

 この拡大親指ダイヤルのパーツですが、ガレージキットとしてある程度の数であれば頒布が可能なようにしておきました。もし欲しいとご希望の方がいらっしゃいました場合、メールを頂けましたら代金の送付先をお知らせ致しますのでご一報下さいませ。

 尚、頒布価格は現時点に於いて送料込み千円とさせて頂いております(2003年4月29日現在)。もし金額に変更のある場合はこのホームページに記載する予定です。

 

メールを頂く際に必要な記載事項

・お名前(後の確認の問題がありますので、これはハンドルネームではなく、送付先の氏名でお願い致します)。

・EOS10D用のオーバーサイズ親指ダイヤルが欲しいということ。

・代金の送付方法(郵便小為替か、ご希望でしたら銀行振込でも構いせん)。

 

こちらから返送するメールの内容

・代金の送付先住所と氏名。

・必要ならば銀行の振込先口座番号。

・在庫の有無と送付に掛かると思われる予想日数など。

・必要があればホームページに記載されていない追加の留意事項。

 

こちらから製品をお送りするより前に、そちらから送って頂く必要のあるもの

・送付先のご住所(お名前も念の為にもう一度)。

・オーバーサイズ親指ダイヤルの代金。

 

 以上をこちらが受け取りました時点で、こちらからの現物の発送を致します。

 尚、こちらも本格的な商売としてオーバーサイズの親指ダイヤルを売ろうという訳ではありませんので、複製型が壊れてしまいました場合はその時点で頒布を終了してしまうかもしれません。今回のものは形状的に型が壊れにくいとは思うのですが、それでも数十個程度しか抜けない可能性も高いので、本当に欲しいなと思われた場合は早い目にお申し込み頂いた方が宜しいかと‥‥。

 まあ思いの外引き合いがあり、私も気力が残っておりましたら、原型は残っているので、新しい型を起こし直す可能性も無いではありませんけどね、でもその可能性は限りなく低いです(^-^(^-^;))>(^ ^)゛゛(^ ^)゛゛

 

おまけで、記録メディアへのアクセス表示を見易くする改造法

 私はマイクロドライブを使っているのですが、中身はハードディスク、なるべくなら書込が終わるまではカメラに衝撃を与えたくありません。あとCFカードを使っている場合でも、迂闊にCFスロットの蓋を開けてしまうような類のミスは減らしたいですよね?

 というわけでアクセスランプをカメラを構えたままで見易くする方法ですが、割と簡単です。

 先ずCFスロットの蓋を開けます。そして蓋の裏側から見て、アクセスランプが見える様にと開いている穴の外側を、斜めに削ります。削る量は穴側が浅く狭く、穴から遠い方を広く深く削ります。その深さは、深い方でも一ミリ程もあれば充分にその役割を果たすでしょう。幅も狭い方が2ミリ、広い方で3ミリもあればいいでしょうか?

 一応見本の写真を付けておきました。

 やることはこれだけ(^-^(^-^;))。本当は削った所に白か螢光の塗料を塗ると一番いいのですが、そこまですると中古で売り飛ばす時に削っちゃっていることが一発で判りますので、そこまでやらなくても良いっかなーと‥‥(^-^;)゛゛だって色なんて塗らなくっても後ろから、充分にバシバシと赤く光って見えますので(じつのところこんなことやらなくっも結構見えますが)。

 ところで螢光塗料を持ち出したのは、アクセスランプが連続的に点灯していない時には、意外と光が弱くて見え難く、ランプが付いているのかの識別がし難いからです(結構断続的に光っているシークエンスが多いです)。螢光塗料を使えば、ひょっとすると蓄光効果のお蔭で連続的に塗装面が光って、見え易くならないかなーという‥‥。いえ、実際にやってみないと、螢光塗料だから見易くなるということがあるのかどうかは、判らないんですけどね(^ ^)゛゛(^ ^)゛゛

 取り敢えず『いざとなったらCFカードの扉を付け替えてから中古に出せばいいや』という豪気な方でしたら、結構お勧めの改造なんではないかと思いますです。っつーか、フィルムのカメラと違ってデジタルはデータ形式の規格もまだまだ不安定っぽいし、『死ぬまで使う積もり』とまではいくなくっても、『五年は使おう』とすら言い難いところが難点ですよね(T_T)〜。

 特に今の世代のデジカメだと、背面液晶は有機ELにもまだ変わっていないし、JPEG2000への対応もまだ、10Dなんてパソコンとの接続はただのUSBなんていうちゃちい(失礼)仕様だったりするし‥‥。

 あさてさて、ここまでやると10Dであと気になるのは、シャッターボタンから完全に指離さないと次のシャッターが切れないことですかね。この辺はメーカーさんにファームアップででも対応して頂く位しかない訳で、自分では手も足もでないところが歯がゆいですねー‥‥。時々一秒に3コマシャッターを切った訳でも無く、9コマ連続して撮った訳でも無く、指も高々とレリーズボタンから離したにも関わらず、シャッターが切れない時もありますが‥‥(な、何故だ(^ ^)゛゛(^ ^)゛゛)。


EOS10Dの、親指側の保持力を改善する為のパーツの需要調査(2003年 6月11日)

 EOS10Dの親指側の保持性をアップする為のパーツを考案したのですが、実際にそういうのに対して、需要ってどの位強くあるもんなんでしょうかねー?個人的には10Dって何か持ち難いなーと思っていたら、どうやら親指側の保持性が低過ぎる為ではないかと確信したところなのですが‥‥。

 と言いつつ、実はこのパーツ、自分用の物を既に作ってしまいました(笑)。『親指側の保持性が‥‥』というのは、その結果得られた確信だったりするんですね。但しそれは、正しく『自分用』っていう感じの代物で汎用性が全くありません。ですがその私専用のものを、色々と手の大きさの違う方に触って頂きました結果として、汎用性のあるものを作るにはどうしたらいいのかがようやく判ったところです。

 という訳で、もしEOS10Dの親指側の保持力をアップをする為のパーツに需要があるのでしたら、新規に汎用型の原型を作り直す用意があります。実際に頒布をするのでしたら、取り敢えず横位置用、縦位置用で各々、一個千五百円位でいいかなと‥‥。

 取り敢えず『私専用の奴』の写真を、参考までにアップしておきますね。

 本当に私の手に合わせてあるので、このままでは手が大きくても小さくても正確にはフィットしません(それでも手の小さい方だと無いよりも持ち易いとのことで、どうすればいいのかが判りました)。

 写真の物は表面の仕上げが適当ですが、これはこの方が滑らない、正確にサイズを合わせられるからで、頒布するバージョンでは取り敢えずツルツルに仕上げちゃうと思います(苦笑)。チェッカリングシートでも手に入るといいんですけどね‥‥。頒布する時は白無垢のレジンの状態でお送りし、湯口だけカットして頂く必要があります。

 後、汎用サイズの物は、デザイン的には全く似ても似つかないものになります(苦笑)。形としては、今私用の奴が付いているところに、三角断面のレールが付くみたいな感じかな?

 ついでに、持った所の写真など‥‥。尚、親指さえしっかりと掛かれば持ち易くなることが判明したので、とんがった出っ張りは現状では汎用版にはつけません。これを初めから付けてしまうと、汎用性が失われてしまいますので(私用の奴を、そのまま量産しないのはそのためです)。

 別パーツとして付けてもいいのですが(付けるだけの価値はありますが)その場合、縦横各々一組二千円位に値上げになっちゃうかも(^-^;)゛゛この出っ張りは、親指の付け根の横の位置と縦の位置を決定する重要なパーツなので、付けられたら付けた方がいいのは間違いないのですが‥‥。この辺のご意見もお聞かせ願えますと嬉しいですね。上下は自由にスライドさせればそれでいいと思うのですが、横方向の位置決定の役割を担わせるには、購入された各人で削って頂く必要が生じると思います。

 実際の原型の製作は需要の存在があることが判明してからになりますので、『そんなのが出来るなら是非とも欲しいかも?千五百円位だったら、いざとなったらドブに捨ててもまあいっか』という太っ腹な方は、是非ともメールか掲示板へお書き込み下さい。取り敢えず五名以上の方からリクエストを頂きましたら、原型の製作に取り掛かりたい方と存じます。実際に作ってみて『これゃー駄目だ』となった場合は頒布を中止しますので、少なくとも作った本人が『こらあかんわ』と思うような代物に、お金を取られる心配はございません(苦笑)。

 カメラ本体への装着は、両面テープでも何とかなっている様です(自分専用のデザインの奴を、実際に使っていますので)。流石に328級のレンズをお使いの場合、装着に両面テープでは力不足でしょうが、接着剤のご使用は各自のリスクでということで‥‥(^-^;)゛゛細かい形状を私の奴みたいに、ご自身専用にカスタマイズしたいという場合でも、パテ盛りのベースとしてお勧めの一品にはなるでしょうね。

 ついでに言うと実は実は、10D用のメインスイッチに付けるポッチも作ってしまいました(笑。写真をご覧になって『これは(○ 。○)?!』と思われた方もいらっしゃるかも?)。こちらはそのままでも複製を取れば誰でも使えるのですが、需要はあるだろうけど現実にお金を出してまで欲しいという方は、どの位居るのかな〜(?_?)?量産するんだったら、一個千円位かな(キャストの量で考えないでね(^-^;)゛゛はっきり言って、やる気を起こす為の手間賃みたいなものです。大汗)?こちらも両面テープ相当の装着で、何故か使えているようです‥‥(^-^;)゛゛

 それとこのページの上の方でご紹介していますが、EOS10Dの背面ダイヤルを拡張する為のパーツだったら、既にキャストで量産出来る体勢になっていたりします。こちらは送料込み一個千円で、ただいま頒布実施中(^-^)!一応既にお一方だけご購入頂いているんですが、それなりに気に入って頂けているようです(かなりカスタマイズしてらっしゃるようですが。笑)。

 このEOS10Dの背面ダイヤルは、手の小さな方向けですね。特にあの論外な縦位置グリップ使用時に、無いよりは圧倒的に使い易くなると思います。私自身は、今まで別に手が小さいと思ったことは無かったんですが‥‥、多分女性には結構需要そのものは存在していると思うんですけどねえ?取り付けはこれまた両面テープで貼り付けるだけなので、全然難しくはありません。

 ついでに書いておくと、あのやたら押しにくいレリーズボタンを押し易くする為の、嵩上げ用のボタンも作ったんだけど、これはプラ板を削ってご自身で作って頂いた方が早いかな?需要があるようだったら、二つで千円位の頒布価格を付けといたりして(苦笑)。一つ五百円と言われても、キャスと取りとか荷造りをする気力が‥‥(商売向きではありませんね。苦笑)。直径一センチ、深さ2〜3ミリのの輪っかがあれば、その方が効果的という意見もあります。

 個人的にはここまでやってやっと、自分で何とか出来る範囲でEOS10Dが『普通に持てる・使える』ようになって来ました(苦笑)。それまでレリーズボタンを押すにも露出補正するにも、如何に煮え湯を飲まされ、気の遠くなるような不快感を覚えて来たことか。何しろ一枚撮る度にレリーズボタンが押しにくいだの、露出補正ダイヤルがタイマーが切れる前に回せないだの、不便を強要されて来ましたから(^-^;)゛゛(^-^;)゛゛まあ手の大きい方だったら恐らく、このての不快感はほとんど感じずに済んだのでしょうが‥‥(そう考えると、余計な手間を掛けさせられてるなー‥‥)。

 ただまあ、自分では何ともしようのない『一枚撮りモードでレリーズボタン半押しでは次のシャッターが切れない』という仕様は、メーカーさんの気が変わって変更されることを期待するしかありませんね。メーカーではD60がEOS kissの下のクラス、10Dでやっとkissと7の中間位に考えてらっしゃるのでしょうが、現実に一眼レフデジカメに手を出してらっしゃる方が欲しいのは、EOS7以上のクラスだと思います。だって『EOS kissで充分』と思ってらっしゃる方が、いきなりボディーだけで二十万近く出すと思います?どう見ても需要層は、中堅以上の写真好きのアマチュアカメラマンからですよ(勿論ハイアマを含む)。そもそも最近ではコンパクトカメラでも半押しを要求されるので、『半押しから次のシャッターは切れない』ような仕様を今時の一眼レフカメラに採用するセンスと考え方は如何なものかと‥‥(^-^;)゛゛(^-^;)゛゛

 もう一つ素人には如何ともし難いファインダースクリーンの切れのアップについては(世間で言われている程酷くないとは言え)、TalbergさんのD60用の頒布が早く進むことを期待するしかありませんね‥‥。Talbergスクリーンは10D用が出る予定が無いとのことで、現状ではD60用を流用するしかありません。出来れば制作者の谷山さんの気が変わって、10D用が出るに越したことはありませんが(出して欲しい(>_<)(^ ^)゛゛(^ ^)゛゛(^ ^)゛゛(^ ^)゛゛!!)。

EOS10Dのモニタで、正確に露出を読む為のツール(2003年 7月24日)

 表題の通り、EOS10D液晶モニタで、正確に露出を読む為に有用な、簡単なツールの作り方をご紹介させて頂きます。と言いますか、作り方や素材はなんでもいい訳で、どんな形の物を作ればいいかということですね

 先ず基本的な要件として、10Dの液晶で、そもそも正確な露出を見られるのから話を進めたいと思います。ハッキリ言って、それは可能だと思います(でなければ、このようなコラムは意味が無い訳ですが‥‥)。但しそれは、液晶面を垂直に見たときではなく、斜め下から見たときに正しい画像が得られます。液晶の明るさの設定は、一番暗い設定が最適かと私は思っておりますが、その辺は現物合わせなので各人でどうぞご検証下さいませ。

 問題は真っ直ぐなら兎も角、斜めに見ないといけないことですね。つねに正確な角度から、斜めに液晶モニタを覗き込むというのは、ハッキリ言ってツール無しでは不可能だと思います。現に私は、微妙な角度で変わる画面の明るさに、悩まされ続けました。

 そこでこのツールです。液晶モニタの横に斜めの面を作って、そこに線を引いて、その線が水平に見える様に液晶を覗き込むだけで正確な露出が読めます。

 所謂『見れば判る』の世界なので、先ずは写真をご覧下さい。

 左の写真が10Dの液晶モニタとブラウン管モニタに表示した同じカットを、アレグレットM70で同時に撮影したものです。右の小さな写真は、同じ画像から、比較しやすい様に液晶モニターの部分だけを切り出して大きく表示したもの。

 発色は言われている程ニュートラルではありませんが、輝度だけに付いて言うと、結構正確にモニタと合わせられている事が判るかと思います。

 液晶モニターの右側に写っているものが、今回の目玉の、露出を正確に見る為のツールです。鉛筆で二本の線が引かれていますが、これが常に水平に見える様にして使います。線一本だと意外と水平が取りにくいので、線を二本引いた方が正確に液晶モニターを覗けます。三本にすると、見るときの距離まで正確に定義付け安いので、もっと正確に液晶を覗ける事でしょう。

 多分この線がどの位傾いているものか判っていないと、『同じように作ってご覧』と言われても、やり難いでしょう。という訳で、真っ正面から撮った写真も、掲載しておきますね。

 一応露出はマニュアルで撮った上で同じトーンカーブで処理してあるので、先の画像とほぼ同じ明るさに出ている筈ですかね(多分‥‥)。少なくともさっきと同様液晶モニタとパソコンのモニタを同時に写してありますので、正面から見ると画面の輝度に相当差が出ている事が判る事でしょう。

 肝心な線の傾きですが、直接見たときはもう三割ほど水平に近く見える様な気がします。ただこの辺は、斜めにカットした部分の角度とか長さで違って見えて来ますので、あくまで見本写真はイメージ程度に捉えておいて下さい。何より肝要なのは、ご自身の環境で、モニタをしっかりと調整した状態での、ご自身の機材を使った比較・調整です。

 それと斜めになった面は、切り立っている上に長い方が合わせ易いです。レンジファインダーカメラの基線長と同じ事ですね。

 尚、この部材の材料は、機能を体現する形状さえ類似していれば紙製でも何でも問題ありません。写真の物も、元々紙で作っていたものが祇園祭のどさくさで無くなってしまったので、泣く泣く割り箸から作り直しましただけの代物だったりしますので‥‥。

 効果の程ですが、祇園祭の際はこのパーツのお蔭で、露出の押さえのカット数を、安心てかなり減らせました。但しそのことと、出来上がった写真の出来不出来とは別ですのでご勘弁をです(T_T)〜。

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