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再送-UPDATE 2-中国HSBCサービス部門PMI、8月は5カ月ぶり高水準 回復を示唆

2013年 09月 4日 13:12 JST
 
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[北京 4日 ロイター] - HSBCが4日発表した8月の中国サービス部門購買部担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は52.8で、7月の51.3から上昇し、3月以来5カ月ぶりの高水準となった。

新規受注の増加と将来への楽観的な見方が強まったことが上昇の要因。PMIは景気の拡大・縮小の節目となる50を大きく上回り、中国が急激な景気減速を回避したとの見方を強める内容となった。

HSBC発表の8月のサービス業PMIは、中国国家統計局が3日発表した8月の非製造業PMIの内容とおおむね一致した。統計局発表の非製造業PMIは53.9。内需の回復を背景に非製造業が着実に成長したことが示された。

HSBCの中国担当チーフエコノミスト、屈宏斌(ホンビン・ク)氏は、新規事業の伸びが8月のPMIの上昇要因だったと指摘し、サービス業の成長の勢いは今後も持続すると予想。「製造業の回復と同時に付加価値税改革の効果が浸透していることが、今後数カ月のサービス業の伸びを支えるとみられる」と述べた。

HSBCによると、需要増加と販売促進の強化によって新規受注が増え、新規受注指数は53.2に上昇し、3月以来の高い伸びを記録した。

また、回答した企業の間で将来の業績に対する楽観的な見方が強まり、事業期待指数は5カ月ぶりの高水準となった。

一方、雇用指数は4月以来、初めて節目の50を下回った。

IHSグローバル・インサイト(北京)のシニアエコノミスト、Xianfang Ren氏は「中国景気が下降トレンドから反転したというにはまだ早いが、回復の兆しはある程度確認している」と指摘。「中国政府が景気支援策を打ち出すなか、6月から現在までの間に見られた最大の変化は政策への期待感の変化だった。これが業況感を支援し、PMIの数字を押し上げた」と述べた。

投資家の注目は、今週末から発表が相次ぐ8月の中国経済指標に移っている。投資家は、成長鈍化からの巻き返しを図る中国経済の状況を見極めようと、貿易統計、鉱工業生産、インフレ率、マネーサプライや投資などの数字に注目している。

 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。