Updated: Tokyo  2013/09/05 03:46  |  New York  2013/09/04 14:46  |  London  2013/09/04 19:46
 

香港株(終了):下落、シリア懸念で-中国建設銀など安い

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  9月4日(ブルームバーグ):香港株式 相場は下落。ハンセン指数が5営業日ぶりに反落した。シリアに対する米国の軍事攻撃の可能性が高まっていることが背景。中国2位の銀行、中国建設銀行が安い。バンク・オブ・アメリカ(BOA)が保有する建設銀株の売却で合意したことが嫌気された。

中国建設銀行 (939 HK)は1.4%安。自動車向けガラスメーカーの信義玻璃(信義ガラス、868 HK)は、新株発行計画 を受け5.9%安。一方、中国本土で2位の産金会社、招金鉱業(1818 HK)を中心に資源株が上昇。中東情勢の混乱で逃避資産としての金の需要が強まり、前日の金相場が上昇したことが材料視された。

ハンセン指数 は前日比68.36ポイント(0.3%)安の22326.22で終了。ハンセン中国企業株(H株)指数は同0.2%安の10233.03で引けた。

コンボイ・アセット・マネジメントの香港在勤シニア投資ストラテセドリック・マ氏は、「シリア情勢は長期戦にはならないだろうが、ボラティリティは高まる可能性がある」と指摘。「相場はこの数日間好調に推移しており、それが投資家の利益確定の理由となっている」と述べた。

原題:Hong Kong Stocks Decline on Syria; CCB Slumps on StakeSale(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:香港 Kana Nishizawa knishizawa5@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Sarah McDonald smcdonald23@bloomberg.net

更新日時: 2013/09/04 18:01 JST

 
 
 
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