東京大学先端科学技術研究センターの南敬特任教授らは米ペンシルベニア大学と、大腸などに発生したがんが肺に転移するのを食い止める技術を開発した。血管の内側にある細胞で、がん細胞を呼び寄せてくっつく物質を発見。この働きを邪魔すると、がんの転移が遅くなることをマウスの実験で確かめた。がんの再発を抑える治療薬として役立つという。
ダウン症の患者はがんを発症しにくいとされる。研究グループはダウン症患者の血管の細胞で大量にできているたんぱく質に着目した。このたんぱく質ができないようにマウスの遺伝子を操作すると、がん細胞を呼び寄せてくっつく「アンジオポエチン2」が増えることをつきとめた。
マウスに手術でがんを埋め込んだうえで、アンジオポエチン2にくっつく薬剤を注射したところ、がんが肺へ転移するのを遅らせられた。
ペンシルベニア大学、がん
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