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天理大柔道部 4年生が1年生に暴力
9月4日 12時24分

天理大柔道部 4年生が1年生に暴力
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柔道の強豪として知られる天理大学の柔道部で4年生の部員4人が1年生の部員10数人を殴り、このうち1人が鼓膜が破れるけがをしていたことが分かりました。
この問題を受けて大学の柔道部の部長が全日本柔道連盟の理事を辞任する意向を明らかにしました。

天理大学が記者会見して明らかにしたところによりますと、ことし5月中旬、奈良県天理市にある天理大学の柔道部の寮で、4年生の部員4人が、練習中に水を飲んだことなどを理由に、1年生の部員10数人の顔を平手打ちするなどし、このうち1人が鼓膜が破れるけがをしたということです。
また6月と7月にも、この1年生部員に対して「練習の態度が悪い」などと平手打ちなどの暴力を加えたということです。
けがをした1年生の部員がことし7月に柔道部の監督に「退部したい」と申し出たことから問題が発覚し、大学側の調査に対し4年生部員4人は、いずれも暴力を振るったことを認めているということです。
また柔道部の主将で、先月行われた世界選手権の男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平選手も、5月に1年生が殴られた場にいましたが、暴力は振るわなかったということです。
天理大学柔道部の藤猪省太部長は会見で全日本柔道連盟に、3日、理事を辞任する意向を伝えるとともに、4日付けで部長を辞任することを大学側に申し出たことを明らかにしました。
天理大学の山田常則副学長は「このような事態が起きてしまい大変残念に思っている。2度とこのようなことが起こらないように対応していきたい」と謝罪しました。

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