ダッチ料理〜ビーフシチューその1 [趣味]
ダッチ料理の記事も、作りたいものレシピが中心になってきました。
忙しかったり、慣れたものを作りがちだったりして、なかなか開拓できません(^^;
先日も職場でダッチを振る舞う機会がありましたが
フライドチキンとフライドポテトだけ、ということになりました。
ただ、その際にダッチの先輩(本業でももちろん先輩ですが^^)に
教えてもらった、ビーフシチューのレシピです。
先輩方それぞれのレシピがあり、どれもやってみたくなったので
数回に分けてそれらを記しておきたいと思います。
今日は、その中で最も簡単!と言われたレシピです。
忙しかったり、慣れたものを作りがちだったりして、なかなか開拓できません(^^;
先日も職場でダッチを振る舞う機会がありましたが
フライドチキンとフライドポテトだけ、ということになりました。
ただ、その際にダッチの先輩(本業でももちろん先輩ですが^^)に
教えてもらった、ビーフシチューのレシピです。
先輩方それぞれのレシピがあり、どれもやってみたくなったので
数回に分けてそれらを記しておきたいと思います。
今日は、その中で最も簡単!と言われたレシピです。
放射線と除染_2 [医学~臨床]
東日本の震災への派遣のリストに挙がったのをきっかけに
放射線と除染について、勉強し始めました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-18
放射性核種より放出された放射線を浴びることを外部被曝といい、
核種は体に全く付着していません。
一方、核種が体外・体内に付着する状態を、放射“能”汚染とよび、
放射性核種が体表面に付着する体表面汚染、
放射性核種を体内への取り込んだ状態の内部被曝があります。
汚染がおこると、そこがあらたな放射線放出源になります。
除染が必要になるのは、この放射能汚染が起こった時です。
(原発のニュースでスクリーニングを行っている中では
少なくとも核種が付着した汚染は起こっていないようです。)
放射線と除染について、勉強し始めました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-18
放射性核種より放出された放射線を浴びることを外部被曝といい、
核種は体に全く付着していません。
一方、核種が体外・体内に付着する状態を、放射“能”汚染とよび、
放射性核種が体表面に付着する体表面汚染、
放射性核種を体内への取り込んだ状態の内部被曝があります。
汚染がおこると、そこがあらたな放射線放出源になります。
除染が必要になるのは、この放射能汚染が起こった時です。
(原発のニュースでスクリーニングを行っている中では
少なくとも核種が付着した汚染は起こっていないようです。)
放射線と除染_1 [医学~臨床]
東北を中心とした東日本で起こった大災害では、
地震と津波だけでも相当な被害なのに、
原発の爆発や危機によって、福島を中心とした東北・関東にお住まいの方々の
恐怖や混乱、喪失感は計り知れないものがあります。
ちなみに、これら放射線被爆の懸念もあってか、
当地からの医療チーム派遣について
現時点では時期も場所も見通しさえつきません。
しかし、派遣された時にもしかしたら・・と手に取った、
図書室にある“除染”の本からの情報を中心に
放射線障害とその除染について、勉強したいと思います。
1996年発刊なので、最新の情報とは言えないかもしれませんが、基礎から勉強!です。
地震と津波だけでも相当な被害なのに、
原発の爆発や危機によって、福島を中心とした東北・関東にお住まいの方々の
恐怖や混乱、喪失感は計り知れないものがあります。
ちなみに、これら放射線被爆の懸念もあってか、
当地からの医療チーム派遣について
現時点では時期も場所も見通しさえつきません。
しかし、派遣された時にもしかしたら・・と手に取った、
図書室にある“除染”の本からの情報を中心に
放射線障害とその除染について、勉強したいと思います。
1996年発刊なので、最新の情報とは言えないかもしれませんが、基礎から勉強!です。
今、遠くの私達がやるべき事 [雑感]
遠く離れた当地でも、今やるべき事は何か・・・とみんな考えていて
募金をしたり、募金箱を設置したり、情報を手に入れたり、無駄な連絡を控えたり。
また、日常業務を着々とこなし、経済活動をストップさせないように日常生活も普通にすごし
応援依頼に対応できるように準備し、避難を受け入れる準備をしたり、と
いろんな知恵をだして、出来る事をやっています。素敵な事です。
しかし、私の知りうる情報から
遠くにいる私達がやるべき事として、もう一つ提案したいのは
『手薄となっている地元の消防や医療に、負荷を掛けないように過ごす事』です。
震災で被害を受けた地域への支援に、全国の消防や医療機関から、救援が出ています。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-15-1
もともと、地方の消防や医療機関は、潤沢な人員・物で業務を行っているわけではなく
必要な救援を送る事によって、地元の消防・医療はすでに負荷を受けています。
救急車の出動を減らせるように、緊急でない疾患や怪我での救急通報は厳に慎むべきです。
緊急でないのに、都合で時間外に受診するような事も、医療者には負担となります。
私は自家用車で通勤していますが、相変わらずマナーやルール違反をする車や歩行者が多く
いつ事故があってもおかしくないと思わされます。
丁寧でゆずりあうドライバー・歩行者etc.でいて欲しいです。
怪我を減らすために、作業前の点検もいつも以上に徹底したいものです。
持病のある人は、食事や水分摂取量や、衣類や住環境に気を配って
急性増悪による受診をしなくて済むようにしてほしいものです。
健康な人も、ここ数日、また寒くなってきましたので
かぜが悪化して医療が必要にならないように、自宅でも早めの対応が必要です。
復興には長い時間が必要だと思います。
被災地への関心も、長い時間にわたって持っておくべきです。
しかし今、すぐに直接の支援ができない私達がすべき事は
まだたくさんあるんだと思います。
募金をしたり、募金箱を設置したり、情報を手に入れたり、無駄な連絡を控えたり。
また、日常業務を着々とこなし、経済活動をストップさせないように日常生活も普通にすごし
応援依頼に対応できるように準備し、避難を受け入れる準備をしたり、と
いろんな知恵をだして、出来る事をやっています。素敵な事です。
しかし、私の知りうる情報から
遠くにいる私達がやるべき事として、もう一つ提案したいのは
『手薄となっている地元の消防や医療に、負荷を掛けないように過ごす事』です。
震災で被害を受けた地域への支援に、全国の消防や医療機関から、救援が出ています。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-15-1
もともと、地方の消防や医療機関は、潤沢な人員・物で業務を行っているわけではなく
必要な救援を送る事によって、地元の消防・医療はすでに負荷を受けています。
救急車の出動を減らせるように、緊急でない疾患や怪我での救急通報は厳に慎むべきです。
緊急でないのに、都合で時間外に受診するような事も、医療者には負担となります。
私は自家用車で通勤していますが、相変わらずマナーやルール違反をする車や歩行者が多く
いつ事故があってもおかしくないと思わされます。
丁寧でゆずりあうドライバー・歩行者etc.でいて欲しいです。
怪我を減らすために、作業前の点検もいつも以上に徹底したいものです。
持病のある人は、食事や水分摂取量や、衣類や住環境に気を配って
急性増悪による受診をしなくて済むようにしてほしいものです。
健康な人も、ここ数日、また寒くなってきましたので
かぜが悪化して医療が必要にならないように、自宅でも早めの対応が必要です。
復興には長い時間が必要だと思います。
被災地への関心も、長い時間にわたって持っておくべきです。
しかし今、すぐに直接の支援ができない私達がすべき事は
まだたくさんあるんだと思います。
関節の運動~解剖学的肢位 [医学~基礎]
ここ最近、整形外科のマニアックな記事を書いていますが
その中の「内転」とか「底屈」とかが、分からない・・・と身近な読者に言われましたゞ
そこで以前の記事で「別記事にします」と宣言した内容を記事にします。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-02-25
まず、気をつけ!をしている格好を、解剖学的肢位とよび、
この時の関節の状態を、0度とすることが定義されています。
この格好からどれだけどの向きに関節を動かしているか、で
肢位を表現します。
その中の「内転」とか「底屈」とかが、分からない・・・と身近な読者に言われましたゞ
そこで以前の記事で「別記事にします」と宣言した内容を記事にします。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-02-25
まず、気をつけ!をしている格好を、解剖学的肢位とよび、
この時の関節の状態を、0度とすることが定義されています。
この格好からどれだけどの向きに関節を動かしているか、で
肢位を表現します。
災害救援、先発隊 [雑感]
東北へいち早く救護に行っていた仲間が、帰ってくるそうです。
私の知る範囲では、予定外に早い帰還です。
その仲間が行っていたのは、宮城のある病院で
地域で唯一機能している病院です。
(テレビ画面でも病院の周りは津波の影響か
家屋も田畑も何もない様子が映っていました。)
そこへ、近隣や遠隔地でも被災された方々が
ヘリコプターで、救急車で、乗用車で、徒歩で受診され
ものすごい数になっているようです。
あちらからの写真やテレビ映像でも、ロビーや外のテントも
敷物の上に寝かされたり、支えられて座っている患者さんで溢れています。
私の知る範囲では、予定外に早い帰還です。
その仲間が行っていたのは、宮城のある病院で
地域で唯一機能している病院です。
(テレビ画面でも病院の周りは津波の影響か
家屋も田畑も何もない様子が映っていました。)
そこへ、近隣や遠隔地でも被災された方々が
ヘリコプターで、救急車で、乗用車で、徒歩で受診され
ものすごい数になっているようです。
あちらからの写真やテレビ映像でも、ロビーや外のテントも
敷物の上に寝かされたり、支えられて座っている患者さんで溢れています。
尖足~治療3_中足骨骨切り術 [小児の発達]
こどもの麻痺性疾患での「尖足」の治療法として、手術の勉強をしています。
(http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-10 から)
これまでに、筋解離と関節固定術を勉強してきました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-11
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-15
これらは主に足関節に近い足部での変形を
原因の異常緊張筋の処置 や 配列のおかしくなっている骨 を
処置する方法です。
しかし、どうしても内反内転変形が残ってしまう場合があり
もっと末梢の関節での変形が原因の事もあります。
Lisfranc関節:楔状骨類や立方骨と、中足骨との関節です。
この部分での内転が残っている時に、まれに
中足骨骨切りで対応する事があります。6歳以上のこどもにのみ行われます。
(舟状骨の骨化が完成する時期がこの頃で、
舟状骨の変位がないのを確認できるのはこの年齢以降だからです)
(http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-10 から)
これまでに、筋解離と関節固定術を勉強してきました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-11
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-15
これらは主に足関節に近い足部での変形を
原因の異常緊張筋の処置 や 配列のおかしくなっている骨 を
処置する方法です。
しかし、どうしても内反内転変形が残ってしまう場合があり
もっと末梢の関節での変形が原因の事もあります。
Lisfranc関節:楔状骨類や立方骨と、中足骨との関節です。
この部分での内転が残っている時に、まれに
中足骨骨切りで対応する事があります。6歳以上のこどもにのみ行われます。
(舟状骨の骨化が完成する時期がこの頃で、
舟状骨の変位がないのを確認できるのはこの年齢以降だからです)
災害医療支援 [雑感]
被災地から離れた当地にも、支援の依頼がきました。
防災ヘリや赤十字の救護班は早々に出発していましたが
地元消防や医療機関へも、支援依頼が正式に来たようです。
私も派遣候補に挙げていただき、出来る準備を始めています。
亜急性期に自分が出来る事は、いくつかあると思います。
ただ、昨夜からの原発での爆発や、刻々と悪くなる放射性物質モニター値に、
上司は「派遣リストに挙げても、行かせられない選択もある」と
交渉とも拒否ともいえる様な会話を、派遣元と交わしています。
二次災害を防ぐのは、災害医療の基本です。
応援のつもりで行っても、患者として被災者の負担になるようでは逆効果です。
しかし、何か少しでも力になりたいと思いながら
募金と節電と、情報提供しかできずにいるのも
無力感と罪悪感を感じるだけです。
もちろん、自己満足のために救援に行くわけではありませんが
現場で頑張る仲間のためにも、派遣が決まればすぐに行ける準備を
着々と進めておきたいと思います。
今夜から冬並みに寒くなるそうです。
被災者の皆さん、災害支援に行っている皆さん、
大変だけど、頑張って!
防災ヘリや赤十字の救護班は早々に出発していましたが
地元消防や医療機関へも、支援依頼が正式に来たようです。
私も派遣候補に挙げていただき、出来る準備を始めています。
亜急性期に自分が出来る事は、いくつかあると思います。
ただ、昨夜からの原発での爆発や、刻々と悪くなる放射性物質モニター値に、
上司は「派遣リストに挙げても、行かせられない選択もある」と
交渉とも拒否ともいえる様な会話を、派遣元と交わしています。
二次災害を防ぐのは、災害医療の基本です。
応援のつもりで行っても、患者として被災者の負担になるようでは逆効果です。
しかし、何か少しでも力になりたいと思いながら
募金と節電と、情報提供しかできずにいるのも
無力感と罪悪感を感じるだけです。
もちろん、自己満足のために救援に行くわけではありませんが
現場で頑張る仲間のためにも、派遣が決まればすぐに行ける準備を
着々と進めておきたいと思います。
今夜から冬並みに寒くなるそうです。
被災者の皆さん、災害支援に行っている皆さん、
大変だけど、頑張って!
尖足~治療3_三関節固定術 [小児の発達]
※3月12日にアップするはずが、出来ていなかった記事です(T_T)
内容が前後してしまいますが11日の続きと思って、以下の本文をお読み下さいm(__)m
麻痺性疾患での「尖足」の治療、手術について勉強をしています。
(http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-10 から)
今日は、三関節固定術についてです。
Evans手術では踵立方関節を固定しますが
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-11
もう少し足部の固定箇所が多い術式です。
足根骨のリモデリングがさほど望めない、
高度な内反尖足変形や年長者に行われることが多い手術です。
今日も主な情報は、新OS NOW 26巻からです。
内容が前後してしまいますが11日の続きと思って、以下の本文をお読み下さいm(__)m
麻痺性疾患での「尖足」の治療、手術について勉強をしています。
(http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-10 から)
今日は、三関節固定術についてです。
Evans手術では踵立方関節を固定しますが
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-03-11
もう少し足部の固定箇所が多い術式です。
足根骨のリモデリングがさほど望めない、
高度な内反尖足変形や年長者に行われることが多い手術です。
今日も主な情報は、新OS NOW 26巻からです。
お見舞い申し上げます [雑感]
先週末、大変な災害が、起こってしまいました。
専門家も「想定していたいくつかの地震が一度に起こった」とのこと。
あのすさまじい災害で亡くなられた方のご冥福と、
行方の分からない方々のうちの少しでも多くのご無事をお祈りし、
被災された多くの方々にお見舞い申し上げたいと思います。
個人的にも、連絡の手段がない古い友達の状況が気になりますが、
昨日まで消息の分からなかったある知人と
昨夜メールで連絡が取れ、やっと記事にする事ができます。
当地は弱いゆれがあったのみで、街や家やライフラインにも支障はないようですが
関東以東・以北は色々と破綻した状態のようです。
震源からは比較的距離のある筑波でさえ、
スーパーやコンビニに物がないとの事。
買い込みとインフラの破綻が原因でしょうか。
遠く離れた私にも、何かできる事があれば・・・と探しています。
募金は出来る範囲で、複数の経路からしました。
医療職なので、専門的な事でももちろん
ボランティアの人手でも構わないので、力になりたいと思っています。
しかし、救助自体がなかなか進まずに
当地から派遣予定で待機していたチームも、解散を余儀なくされたとか。
災害支援の人手としても、まだ統制をとれる時期にないと思います。
まずは祈る事、状況を見守る事、
人ごとではなく、我が地域のことと同様に感じる事、
そして需要があれば助けになれるように準備しておく事。
私が今できる事をやっていきたいと思います。
専門家も「想定していたいくつかの地震が一度に起こった」とのこと。
あのすさまじい災害で亡くなられた方のご冥福と、
行方の分からない方々のうちの少しでも多くのご無事をお祈りし、
被災された多くの方々にお見舞い申し上げたいと思います。
個人的にも、連絡の手段がない古い友達の状況が気になりますが、
昨日まで消息の分からなかったある知人と
昨夜メールで連絡が取れ、やっと記事にする事ができます。
当地は弱いゆれがあったのみで、街や家やライフラインにも支障はないようですが
関東以東・以北は色々と破綻した状態のようです。
震源からは比較的距離のある筑波でさえ、
スーパーやコンビニに物がないとの事。
買い込みとインフラの破綻が原因でしょうか。
遠く離れた私にも、何かできる事があれば・・・と探しています。
募金は出来る範囲で、複数の経路からしました。
医療職なので、専門的な事でももちろん
ボランティアの人手でも構わないので、力になりたいと思っています。
しかし、救助自体がなかなか進まずに
当地から派遣予定で待機していたチームも、解散を余儀なくされたとか。
災害支援の人手としても、まだ統制をとれる時期にないと思います。
まずは祈る事、状況を見守る事、
人ごとではなく、我が地域のことと同様に感じる事、
そして需要があれば助けになれるように準備しておく事。
私が今できる事をやっていきたいと思います。