代表挨拶

現在、子供が欲しくても授からない夫婦・カップルは10組に1組以上いると言われています。私自身も不妊治療経験者であり、その治療体験を通じ、子供が欲しくても子供を授からいない夫婦・カップルの多さに驚くと共に、その一方で不妊や不妊治療に対して社会一般に正しい認識がされていない様に感じました。実際、私自身も、正しい認識や情報を持っていませんでした。

社会一般に不妊や不妊治療は、デリケートな部分として取り扱われているため、なかなか一般の人まで詳細な情報が届かないことや、また、不妊や不妊治療に対する認識に男女の温度差が大きく、男性からの協力が得られないことも少なくない為、支援する組織や団体が女性を中心としたものになりがちであり、男性の意識を向上させるものが少ないことも広く一般に正しい認識がされない大きな原因となってるように感じました。

以上を踏まえ、当法人では、不妊や不妊治療に対する正しい認識を広めることと、男性の意識を向上させるため、広く一般市民にも不妊や不妊治療に対する情報提供を行い、特に子供が欲しくても子供を授からいない夫婦・カップルに対し、不妊や不妊治療に関する情報交換、情報提供等の普及啓発事業を行うことにより、保健、医療又は福祉の増進を図る活動、男女共同参画社会の形成の促進を図る活動及び子供の健全育成を図る活動に寄与したいと考えます。

当事業を具現化し、事業を安定的・継続的に実施していくためには、一般市民、不妊・不妊治療体験者、医療従事者など広く多くの人々、組織又は各種団体等の協力を必要とします。
そのために、一般的に認知度が高く、情報開示により多くの市民に支えられ、透明性の高い特定非営利活動法人とすることが相応しいと考え、この度の設立に至りました。

趣旨をご理解の上、皆様の幅広いご参画とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人　OHANA (オハナ)
理事長　田村　喬

会社概要

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