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さんま祭り元の場所で復活 宮城・名取9月1日 13時6分
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東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県名取市の市場で「さんま祭り」が開かれ、訪れた人たちが新鮮な秋の味覚を楽しみました。
宮城県名取市の閖上漁港のそばにある「ゆりあげ港朝市」は、震災の津波で施設が流されるなど大きな被害を受け、市内の別の場所で営業していましたが、かさ上げ工事などが終わり、ことし5月から元の場所で再開しています。
1日は、27年前から毎年この時期に行われている恒例の「さんま祭り」が元の場所で復活しました。
会場では、北海道の根室漁港で先月31日に水揚げされたばかりの3000匹のさんまが無料で配られ、午前6時前からさんまを求める人たちの長い列が出来ました。
受け取ったさんまは、用意された炭火の上で焼くことができ、訪れた人たちが新鮮な秋の味覚を楽しんでいました。
宮城県岩沼市の59歳の女性は「孫を早起きさせて連れて来ました。外で食べるさんまは最高です」と話していました。
ゆりあげ港朝市協同組合の櫻井広行理事長は、「元の場所で再開し、たくさんの人に来てもらうのは特別なことだと感じました。閖上の復興に向け盛り上げていきたい」と話していました。
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