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2013年9月2日(月) 東奥日報 ニュース



■ 8千kwメガソーラー着工/八戸

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三井不動産が八戸北インター工業団地に建設するメガソーラーのイメージ図(三井不動産提供)
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 三井不動産(本社・東京)は2日、八戸市の八戸北インター工業団地内に、出力8千キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を同日付で着工したと発表した。古河電気工業(本社・東京)の所有する遊休地約11ヘクタールを活用、2014年度の稼働を目指す。年間発電量は約860万キロワット時で、一般家庭の年間消費電力量約2300世帯分に相当する。

 三井不動産の手掛けるメガソーラーとしては、山口県山陽小野田市、大分市、北海道苫小牧市(いずれも建設中)に続き4番目。八戸市内では、営業運転中の東北電力八戸太陽光発電所と、大和エネルギー(大阪市)が桔梗野工業団地に建設中のメガソーラーが、いずれも出力1500キロワット。三井不動産の計画はこれを大きく上回り、メガソーラーとしては同市内で最大となる。

 三井不動産は、古河電工から借りた土地の上にソーラーパネルを設置。自社が事業主体となり約20年間、発電した電力の全量を東北電力に売電する。総事業費は非公表。

 古河電工の所有する土地約14ヘクタールは、1993年に、同社グループの東北古河電工(本社・八戸市)=現在のアクセスケーブル(本社・東京)=が、県新産業都市建設事業団から取得した。土地は2008年、古河電工に所有権が移転。古河電工は現在、約3ヘクタールを、コネクタ付きコード製造などのアクセス社八戸工場に賃貸しているが、残る約11ヘクタールは遊休地となっている。

 三井不動産は建設予定地について、県内では比較的温和な気候で積雪量も少なく、年間を通してメガソーラーを稼働できる−としており、広報担当者は「土地の有効活用に取り組む中で、事業性などを踏まえ、メガソーラー事業を(古河電工側に)提案した」と語った。

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