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青森公立大で寄贈図書1809冊不明
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青森公立大学が寄贈を受けた図書約4千冊のうち、1809冊が所在不明となっていることが3日午前、分かった。このうち、雑誌やパンフレットなどを除いた所在不明数は1228冊。大学側は報告書の中で所在不明の理由について、必要な手続きを経ないまま廃棄された可能性があるとしている。
3日午前、青森市議会各派代表者会議が開かれ、この中で寄贈図書の所在不明に関する報告があった。
寄贈図書数は4113冊。報告書や関係者によると、所在不明となっている図書の寄贈元は、学外の企業・団体が217者・862冊、市民50人・843冊、学内10人・104冊。市民から過去の寄贈に関する問い合わせを受け、大学側が調べている中で、所在不明であることが分かったという。
大学側は報告書で、明確な原因は特定できなかった−とした上で「受け入れ基準の規定がなく、慣例的な処理基準で廃棄、または誤って廃棄されたという推測は可能」としている。
青森市の鹿内博市長は3日、本紙取材に「極めて遺憾。管理がずさんと言える」と述べた。
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