〔金利マーケットアイ〕翌日物0.07%中心、レポGC0.076%と低位
[東京 4日 ロイター] -
〔金利マーケットアイ〕
<15:23> 翌日物0.07%中心、レポGC0.076%と低位
無担保コール翌日物金利は0.07%中心での取引。当座預金残高が8月27日の過去最高(88兆8900億円)に迫る方向となる中、資金余剰感が広がった。朝方は地銀、信託、証券などを主な取り手に0.07%を中心に取引されたが、朝方の調達一巡後は徐々に切り下がり、0.065%での調達も目立った。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCのT+1レートは0.076%と低位。6日物の米ドル資金供給オペに300万ドルの応札がみられた。ただ、応札額の規模が小さいことから判断して、個別の金融機関の動きで、マーケット全体に影響を与える要因ではないとの声が聞かれた。3カ月物国庫短期証券(393回)入札の結果は、最高落札利回りが0.0902%と392回(0.0882%)に比べて小幅上昇した。0.08%台の需要には限りがみられた。392回債利回りは0.090%での出合い。
ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。中心限月2014年6月限は前営業日清算値比変わらずの99.745。
<15:15> 国債先物は小幅続落、長期金利0.770%に上昇
4日の国債先物は小幅続落。前場は9月国債大量償還対応や日銀買入効果など良好な需給環境が意識されたことで反発地合いとなった。3日の米10年債利回りが一時2.902%と大幅に上昇したにもかかわらず、円債への影響が限られたことについては、前日の10年債入札が想定以上に強かったことに加え、期待通りに残存5年超10年以下の日銀オペが通告されたことが背景にあるとの指摘が出ていた。後場に入ると、日経平均株価がプラス圏に浮上する中、国債先物に戻り売りが優勢となった。現物債は長期ゾーンが底堅く推移する場面もあったが、終盤に国債先物がマイナス圏に沈むと、利回りに上昇圧力がかかった。超長期ゾーンは流動性供給入札を控えているため、調整地合いとなった。中期ゾーンもさえない。日銀がきょう2本建てでオファーした国債買い入れオペの結果は、ほぼ市場実勢に収まったとの見方が出ていた。
国債先物中心限月9月限の大引けは、前営業日比4銭安の143円97銭。長期金利は同0.5bp上昇の0.770%と8月23日以来の高水準を付けた。
<14:29> 超長期債は入札絡みで弱含み、利回り上昇強まらないの声も
超長期ゾーンが弱含み。20年債、30年債各利回りとも前営業日同様に上昇圧力がかかっている。市場では「流動性供給入札(残存15年─39年程度)を6日に控えていることもあり、超長期ゾーンは調整地合いとなっている。ただ、年金勢からのインデックス長期化需要が一巡したことも影響し、利回りに上昇圧力がかかっているが、過去の経験則から20年債利回りの1.7%、30年債利回りの1.8%台では最終投資家の強い需要を確認しているため、現在の利回りから上昇基調を強めることは想定していない」(国内証券)との見方が出ていた。
<13:57> 国債先物は上値重い、株にらみで戻り売り
国債先物は上値が重い。日経平均株価がプラス圏に浮上する中、国債先物には戻り売りが出ているとみられている。足元の中心限月9月限は前営業日比3銭高の144円04銭近辺と前引けの段階から上昇幅を縮小している。もっとも、市場では「米雇用統計の発表、オリンピック開催都市決定など重要イベントを控えているため、ポジションを傾けにくい局面」(外資系証券)との指摘が出ていた。
10年330回債利回りは、前営業日比変わらずの0.765%で推移している。
<12:41> 3カ月物国庫証券落札利回り上昇、「0.08%台需要に限り」の声
財務省が午後零時35分に発表した3カ月物国庫短期証券入札の結果は、最高落札利回りが0.0902%と前回(0.0882%)に比べて小幅上昇した。平均落札利回りは0.0898%。市場では「需給は悪くないので、前回並みの落札利回りも想定できたが、やはり0.08%台の需要には限りがあるようだ」(短資会社)との声が聞かれた。
<12:23> 国債買い入れオペ結果、2本とも市場実勢に収まる
日銀がきょう2本建てでオファーした国債買い入れオペの結果は、ほぼ市場実勢に収まったとの見方が出ている。円債相場への影響は限られるとみられている。残存5年超10年以下について市場では「応札倍率が前回より低下していることに加え、利回較差は10年329回債のビッド、オファーの中央ぐらいに位置しているため、オペ結果は市場実勢とみてよさそうだ」(国内証券)。残存10年超に関しても「応札倍率が前回並みで、利回較差はオファーサイドにやや寄っているが、ほぼ市場実勢に収まった」(同国内証券)との声が聞かれた。超長期ゾーンは流動性供給入札(残存15年─39年程度)を6日に控えていることもあり、需給懸念が一部にあったが、「今回のオペ結果からみて、需給への不安は後退するだろう」(同国内証券)との声が聞かれた。
応札倍率は残存5年超10年以下が3.42倍(前回4.14倍)、残存10年超が3.09倍(前回2.91倍)。
<11:55> 米ドル資金供給に300万ドルの応札、「個別金融機関の動き」の声
日銀が実施した6日物の米ドル資金供給オペに300万ドルの応札がみられた。全額が落札された。応札がみられたのは、8月20日オファー分の7日物(400万ドル)以来となる。市場では「応札額の規模が小さいことから判断して、個別の金融機関の動きとみてよさそうだ。マーケット全体に影響を与える要因ではない」(国内金融機関)との声が出ていた。貸付利率は0.590%。
<11:20> 国債先物が反発で前引け、長期金利0.760%に低下
国債先物中心限月9月限は前日比10銭高の144円11銭と反発して午前の取引を終えた。9月国債大量償還対応や日銀買入効果など良好な需給環境が意識された。また、日経平均が反落したことも買い戻しを誘った。現物市場は閑散。日銀買入が入った長期・超長期ゾーンに買い戻しが入った。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp低い0.760%に低下。
<11:10> 翌日物0.07%中心、3カ月物証券の最高落札0.09%付近か
午前の短期金融市場で無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引された。当座預金残高が27日の過去最高(88兆8900億円)に迫るとみられ、資金余剰感が広がった。朝方は地銀、信託、証券などを主な取り手に、0.07%を中心に取引されたが、朝方の調達一巡後は徐々に切り下がり、0.065%での調達も目立った。ユーロ円3カ月金利先物は9月期末を控え持ち高調整主体で小動き。
財務省が午後零時35分に発表する3カ月物国庫短期証券の入札結果で、最高落札利回りは0.09%付近と前回(0.0882%)から小幅上昇する見通し。前回は0.09%を割り込んだが「0.08%台を買える投資家は限られる」(国内金融機関)という。
<10:40> 消費増税時の緩和を検討と一部報道、相場は反応薄
朝日新聞は4日付朝刊で、来年4月に予定通り消費増税されれば、日銀がそれに合わせて追加の「金融緩和」を検討する方針であることがわかったと報じた。景気の落ち込みを防ぐためで、補正予算や企業減税を検討する安倍政権と足並みをそろえ、経済を下支えするとしている。
市場では、消費増税に絡んで、政府の補正予算編成と日銀の追加緩和が実施されるとのシナリオがある程度意識されており、目先の相場への影響は限定的との見方が出ている。仮に事実とすれば、異次元緩和に踏み切った後に相場が急落した4月、5月のようにならないように「日銀には市場との対話を求めたい」(国内証券)との声があった。
<09:50> 日銀買入銘柄は新発債に傾斜、10年329回債は発行総額の41.1%
日銀が3日に公表した保有国債銘柄別残高(8月30日現在)によると、カレントの10年(第329回)債は3兆2266億円と前月末(7月31日)に比べて1兆0040億円増えた。329回債の保有残高は発行総額の41.1%を占める。
3日の新発10年(第330回)債入札は順調な結果になったが、日銀買入で需給がひっ迫する中、「329回債のショートポジションを330回債で埋める動きがあったのではないか」(国内金融機関)という。
カレント20年(第145回)債は5110億円と同1826億円増、30年(第39回)債は3093億円と同1806億円増、40年(第6回)債は2888億円と1067億円増などとカレント債を中心に残高が増えた。
日銀買入の累積効果で、既発債の品薄感が顕在化しており、日銀への国債売却銘柄は、発行したばかりのカレント債に傾斜している。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券・債券ストラテジストの稲留克俊氏は「現物需給でもっとも厚みがあるはずのカレント債が日銀に急ピッチで吸い上げられている結果、市場全体の流動性低下を招いている」とみている。
<09:30> 国債先物が一時上げ幅拡大、地震で安全資産買い
国債先物は一時上げ幅拡大。午前9時19分ごろ、東北・関東などで鳥島近海を震源とするやや強い地震が発生したことを受けて、安全資産とされる国債に買いが入った。地震発生直後の9時21分には、一時144円17銭と地震前に比べて10銭程度買われた。その後は地震前の水準に戻した。
<09:00> 国債先物は反発スタート、日銀買入に期待感
国債先物中心限月9月限は前日比4銭高の144円05銭と反発して寄り付いた。寄り直後には144円12銭に上昇した。前日の米金利上昇を受けて売りが先行するとみられていたが、予想される日銀買入による需給引き締まり効果に加えて、先物の限月交代を控え、次限月に持ち高を移す動きが入った。
10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比0.5bp低い0.760%に低下。
<08:30> 翌日物は0.07%中心、地銀・信託などが調達
無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引されている。主な取り手は地銀、信託、証券など。大手行は0.065%で調達意欲を示しているが、出合いは観測されていない。
当座預金残高は27日の過去最高(88兆8900億円)に迫るとみられ、資金余剰感から金融機関の資金調達圧力は弱い。早くも、0.07%での調達が一巡。調達希望水準は0.065%に切り下がっている。
日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は88兆8000億円、準備預金残高は71兆7000億円程度となる見込み。
<07:15> 翌日物は0.07%中心か、当預残88.8兆円の見込み
無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引される見通し。4日は法人税揚げと普通交付税の払いでほぼ相殺する地合いとなるが、「これに日銀の国債買い入れオペのスタート日要因などが加わることで、当座預金残高は前営業日を上回る高水準となる見込み。資金余剰感は極めて強く、資金ニーズは限られるだろう」(国内金融機関)との声が聞かれた。
3日の加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比変わらずの0.072%だった。
日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は3日に比べて7000億円増の88兆8000億円程度になる見込み。残り所要積立額は4200億円。
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