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2013年9月4日(水) 東奥日報 ニュース



■ こぎん刺しを世界へ発信

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ウラジオストクで15日に開くワークショップで制作してもらう、こぎん刺しのコースターを手にする弘前こぎん研究所の成田代表取締役(左)と弘美さん
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 弘前市の「弘前こぎん研究所」が15日、ロシア極東のウラジオストクで、津軽の伝統工芸・こぎん刺しの制作体験ワークショップを開く。同研究所の成田貞治代表取締役(64)は「こぎんを海外に知ってもらういい機会。ロシア刺しゅう関係者とも交流したい」と初の訪ロに意欲的だ。

 訪ロは、国際交流基金(東京)が5月からロシアで開いている展示会「美しい東北の手仕事」の一環。同展は、東日本大震災で被災した東北地方支援のため、東北の民芸品を5月にユジノサハリンスク、6月にハバロフスクで紹介した。8月15日から9月15日までは、ウラジオストクのアルセーニエフ博物館で開催中。県民芸協会から同研究所に訪ロの話があり、成田さんと同研究所で働く娘の弘美さん(25)が行くことになった。

 ワークショップでは40人に、「猫の足」という名称の基本模様をあしらったコースターを仕上げてもらう。

 2人は2日、弘前市役所に葛西憲之市長を訪ね、訪ロを報告。成田代表取締役はロシア刺しゅうの職人との交流にも期待を寄せ「ロシア刺しゅうとコラボレーションして、一つの作品にできたらうれしい」と語った。

 市長表敬後、弘美さんは「言葉は通じなくてもこぎん刺しのやり方を見せて楽しさを伝えたい」と話していた。

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